第2章
戦闘校舎のフェニックス
第16話 使い魔、ゲットします!
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にアーシアに懐いてるな。
確か、蒼雷龍は心の清い者にしか心を開かないって聞いたな。
「決まりだな。美少女、使い魔ゲットだぜぃ」
―○●○―
アーシアの目の前で展開する緑色の魔方陣の中央に蒼雷龍が置かれ、アーシアの使い魔の契約儀式が執り行われていた。
「・・・・・・ア、アーシア・アルジェントの名において命ず! な、汝、我が使い魔として、契約に応じよ!」
アーシアの詠唱が終えると、魔法陣が消えた。
「はい、これで終了。よくできました、アーシアちゃん」
副部長のサポートありとはいえ、懐いていたこともあってすんなりと終わったな。
契約が完了した蒼雷龍はアーシアのもとに飛んでいき、じゃれだした。
「うふふ、くすぐったいです、ラッセーくん」
「ラッセー?」
「はい。雷撃を放つ子ですし、あの、イッセーさんのお名前もいただいちゃいました」
「はは、まぁいいや。よろしくな、ラッセー──あがががががががががががっ!?」
イッセーが手を差し出した瞬間、いきなりラッセーが雷撃を放った。
そういやぁ、ドラゴンのオスって確か他のオスが大嫌いなんだっけか。
現にイッセーだけでなく、俺や木場、ザトゥージにまで被害が及んで黒焦げになっていた。
結局、今回はアーシアだけが使い魔を手に入れ、イッセーはこの次ということになった。
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