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MS Operative Theory
内部図解
AMBACシステム
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ビライザーなどの、非四肢型のAMBAC肢も開発された。


??AMBACシステムと姿勢制御用ロケットモーターの差??

 ZEONIC社が開発した試作機ZI-XA3とMIP社製の試作機MIP-X1との競合によって、AMBACシステムの優位性が明確となった。特にミノフスキー粒子散布環境下における白兵戦では、期待の姿勢は頻繁に変化させる必要があるため、MS用の姿勢制御システムにはプロペラントの消費を抑えられるAMBACシステムが適していた。また、一撃離脱戦法を前提とした機体では、偏向型の主推進器や大容量の推進剤タンクを装備するケースも見られた。

■AMBACシステム

 四肢ユニットなどを動かした際の反作用によって、姿勢を変更するシステム。基本的に推進剤は消費しないが、すばやい動作が求められる場合、アポジモーターを併用することもある。アポジモーターのみでの姿勢変更と比べ、プロペラントの消費量は少ない。

■推進剤消費型

 宇宙開発の初期から使用されている、ロケットモーターによる姿勢制御機構。宇宙戦闘機だけでなく、シャトルや艦艇など、非起動兵器においては現代でも広く採用されている。旋回回数はプロペラントの容量にもよるが、機体をコンパクトに設計しやすいと言う特徴もある。



補足事項

??AMBACシステムの歴史??

 AMBACシステムは、ZI-XA3でのシステムの構築から、U.C.0150年代の現在に至るまで、ベーシックな姿勢制御機構として使用され続けている。その一方で非四肢型AMBACシステムの研究も進み、バインダーやフィン・ノズルなどのハイエンド機用のAMBAC肢も開発された。

@最初期/基本型???四肢式AMBACシステム

 マニピュレーターと重力下歩行用の脚部を用いた、一般的なAMBAC肢。必ずしも四肢である必要はなく、MAのクローアームもこれに相当する。ZI-XA3以前のZEON-IC社製試作機の時点で、原型は完成していたといわれる。

A過渡期型???フレキシブル・スラスター系

 U.C.0080年代前半には、RX-78GP01Fd(ガンダム試作1号機)のユニバーサル・ブースト・ポッドに代表される、自由度の高いスラスターポッドが試作されている。可動肢としてよりも偏向推進器としての性格が強かった。

B非四肢型???バインダーの完成

 U.C.0080年代中期になると、RMS-099(リック・ディアス)に非四肢型の推進器一体型AMBAC肢である「バインダー」が搭載された。MSZ-066(Zガンダム)のロングテール・スタビライザーやAMX-004(キュベレイ)の肩バインダーも、バインダーの発展型である。

C多肢型???クロスボーン・バンガードMS用

 クロス
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