第百十二話 甥誕生
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先だってオフレッサーに聞いたんですどけ、装甲擲弾兵としての適正も出来てきて本人も是非装甲擲弾兵へ配属を希望するとの事でした。それを話してくれたオフレッサーは凄く嬉しそうな顔をしていましたよ。
そうでしょうね、門閥貴族であるランズベルク伯が泥まみれと蔑まれ来た装甲擲弾兵を希望したのですから、詩は下手でも戦略眼や戦術眼はメキメキと上がっていると、事件前の士官学校訪問でシミュレーション担当教官ワーレンとライブルの話を聞いてますから、この辺は間違いないと思います。
何と言っても彼等は、原作で言えばローエングラム元帥府の構成員ですから、人を見る目は確りしていますからね、特にワーレンはいい人ですし、だからこそ引き抜いたんですけどね、ルッツを護衛に迎えたのも同じ、ミッターマイヤー、ビッテンフェルト達は殺したくないんですよ。
ラインハルトが野心を捨てて旗下に来てくれればと何度か考えましたが、彼にはそれが絶対出来ない!何故なら彼は孤高の覇王だからなのだから、諦めるしかないのかしらね。
考えていてもしょうがないわね。今回のサイオキシン麻薬密売組織撲滅で軍内部の将校の数が減るため、優秀な人材の特進を行う予定だ、此処で彼等を一気に上げ、経験を積ませる予定と成っている、宇宙艦隊司令長官もエッシェンバッハに親補される予定だ、ベヒトルスハイム元帥は持病の心臓病が今回の件で悪化して入院したために退役するそうだ。
今回の事件を利用しまくり、軍、政、貴族などの膿を出し切るつもりだ。
けど今日はお祝いだ、このぐらいで止めて、みんなの所で世間話でもしよう。この時間が一番癒されるのは父様よりは遙かにマシだよね。父様は四六時中大変なのだから。
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