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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――

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怒らない。」
レンリ「怒らないじゃねぇ!!!」
この馬鹿二人は、何故か普通の会話が喧嘩に勃発している。だからまだ、シレーナとアルトがウインリィが働いている機械鎧の店に向かって歩いているのに気がついない。
このまま、ずっと気づかないものだと思っていたら、突然レンリがシレーナに話を振った。


レンリ「ホント、お前はいつもいつも・・・・ねぇ、シレちゃんはこういう男どうだと思う?!・・・ってあれ?」
リン「ん?二人とももう帰ちゃたみたいだね。」
レンリ「私を置いて・・・?」
リン「まぁ、現状を見ればそうなるね・・・・。」
レンリ「マジかよ?!!! リン!喧嘩してる場合じゃねぇ、さっさとシレちゃん達に追いつかねぇーと!!!行くぞ、リン!!!」
リン「あ、レンリ待て!」
『タタタタタタタッ!!!!」
ようやく、シレーナとアルトが先に帰ったことに気付いたレンリとリン。慌てて喧嘩を止め、シレーナ達の後を追う。
でも、二人の追い方は普通に道を走って追うものでは無く、屋根の上をピョンピョン跳びながら走って追うものだ。
二人とも普通じゃないから、一般常識も通じない相手なので。

〜2班side〜



レンリとリンがシレーナ達に見捨てられていた頃、2班のウインリィとブルースは機械鎧の部品を市場で買っていた・・・・・・。



ウインリィ「あっ!この部品いい!!おじさん、これください!」
おじさん「あいよ!」
アルトを探すという目的はどこに行ったのか、ウインリィは楽しそうに機械鎧の部品を見ている。人が大勢いるため何も話せないブルースはただただ、呆れた表情でウインリィの事を見ていた。
ウインリィ「よっ。う〜ん、このままじゃ持って帰れないなぁ〜?」
と言いながら、ウインリィはブルースのことをチラチラ見ている。
そして、ブルースがウインリィの視線に気づき「マジかァ?!!!」と言いたそうな顔を見て、
ウインリィ「ブルース、お願い!!!店に帰るまでだから!!」
と言いながらどんどん買った荷物をブルースの上に乗っけている・・・ブルースは思った、「この女・・・下手したらレンリよりも危険かもしれない・・・」と。ウインリィは「そんなのお構いなしよ」と言わんばかりにどんどん買った荷物をブルースの上に乗っける。ブルースはカチンと気ながらも必死に耐え我慢した。なぜなら今喋ったら、大問題になるからだ・・・・。


そんなブルースを気にも止めずウインリィは、
ウインリィ「よしっ、これだけあったら当分買い出しはいらないわね!ブルース、帰るよ。」
と言って、ミサに向かって歩き出した。ブルースもゆっくり、一派ずつ足をだしウインリィの後を追いかけた。
なんか、可哀そうな苦労犬のブルースだった・・・・・・。

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