第07話 剣客たちと第一次忍界大戦の秘話
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「今まで最強の力を持つとされていた忍びを殺す者が現れた。
その力に憧れた者たちがディーの下に次々と集まり弟子入りを志願したの。
そして彼は言ったわ――」
「“俺に弟子入りか? 印可や目録、皆伝が欲しけりゃくれてやる。殺せ! この世の全ての忍びたちを!”」
「彼らは志願者に剣やカラテの技を教えて印可や目録、皆伝を与える条件として忍殺を要求したの。
大剣客時代と呼ばれるまさにサツバツ!とした時代の始まりよ」
それって元ネタは絶対にワンピースやんけ……あかん何故か関西弁になってもうたわ。
「ははは……はぁ、そ、それで?」
「世には忍びを狙う剣客たちが溢れ、忍殺から身を護るため忍びの一族は互いに連合を求めた。
結局は剣客王ディーも別の剣客に殺されて、忍殺と呼ばれた者たちも殆どいなくなった。
忍びの一族による連合は里という大きな共同体になったけど、
共通の敵である忍殺がいなくなって始まったのが第一次忍界大戦よ」
マジで!?この世界はナルトの前はワンピースっぽい怪しげな時代があったのか。僕が知ってる原作知識と随分違う。
「剣客とは何者なんですか?」
「忍者が忍術を扱う者なら、剣客とは剣技を競う者よ」
「忍者も剣術を使いますよね? 侍との違いは?」
「違うの。剣“術”ではないの。剣“技”なの。ちなみに侍は剣術を扱う者よ」
「術と技ですか?」
「違いが分からないのかしら? それならヒントをあげるわ。忍びと一般人を隔てる才能の有無は何?」
「……才能の有無? そうか! チャクラですか!?」
「そうよ。忍術、体術、幻術、医術、剣術、忍びの術は全てチャクラを源とした技術なの。
そういう意味では侍は剣術に特化した忍びとさえ言えるわ」
「つまり剣客たちの技はチャクラを用いないと?」
「そう。彼らはチャクラを用いずに己の技のみで忍びの術を破ることを誇りとする気狂いよ」
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