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女寿司職人
第三章
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卒業したら職人さんになるから」
 修行をはじめてというのだ。
「頑張るわね」
「ええ、そうしてね」
「その時は教えてね」
「私達食べに行くから」
「その時は美味しく楽しませてもらうわね」
 友人達は彼女に笑顔で口々に言った、文化祭の寿司は最高のものとなった。食べた客達にとっても部員達にとっても握った珠緒にとっても。最高に心地よいものとなった。美味しくそしていい寿司の握り方を知れたので。


女寿司職人   完


               2017・9・24
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