第二章
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てみせてだ。
そうしてだ、皆にあらためて言った。
「こんな感じで」
「ええと、丁寧?」
「それでいいの?」
「急がないと体温がお寿司にいくっていうけれど」
「そうしなくてもいいの」
「そうね、乱れるよりもね」
それよりもと言う珠緒だった。
「その方がいいの、まあ御飯とネタはちょっと少なめがいいわね」
「多いよりもなのね」
「その方がいいのね」
「そう、そうしたらいいから」
だからだというのだ。
「幾分ね、それでさっきの私みたいな感じでね」
「巻いたらいいのね」
「そうなのね」
「そうしてね、まあ難しいことは考えないで」
実は珠緒自身もものごとを難しく考える性分ではない、明るく簡単に考えてものごとを進める性質なのだ。
「巻いていきましょう」
「それじゃあ」
「そうしていくわね」
「そうしてね」
珠緒もこう応えてだ、そしてだった。
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