ラブーン
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になるのだ。
「ふー、一旦船の修理を休憩するか」
「おお〜!飯か!美味そうだな〜!!」
ペンキを落としたルフィが料理の匂いにつられてこちらに駆け寄ってくる。
既に口から涎を垂れ流している。
後方にはメリー号の修理を一時中断したウソップの姿もあった。
「ルフィ、ウソップ、てめェらもだ。少しは自重して食えよ」
サンジは何よりナミに自分の料理を食べてほしいのだろう。
ルフィ達は料理を食しながら今後の方針を話し合った。
「よし!じゃあ出航だ!」
「ってちょっと待て!何でこいつらもいるんだよ!?」
「ああ、何かこいつら故郷に帰りたいんだとよ」
「いいの、ルフィ!?こいつらラブーンを殺そうとしていたのよ!?」
「船長であるルフィの決断だ。そこまで気にする必要はないんじゃないか?」
「アキト……」
「まあ、もしも何か妙な真似をすれば俺がこいつらを船外に吹き飛ばすから問題ない」
アキトの言葉で押し黙るナミ
当事者である2人組は驚愕の表情を浮かべていたが
次なる目的地はウイスキーピーク
ラブーンの叫び声を背後にメリー号はリヴァース・マウンテンの麓である双子岬を出航した。
▽▲▽▲
双子岬から出発し、メリー号はウイスキーピークに向けて舵を切る。
未だにこの2人を信用しているわけではなかったが
偉大なる航路の予測不可能な気候がルフィ達を苦しめる。
偉大なる航路は正に未知の領域
ナミの航海術も意味をなさない。
甲板の上ではルフィとウソップが雪遊びをしている。
雪が降っているにも関わらず、軽装のままであったが
サンジはナミにイイように使われており甲板の雪かきをしていた。
以前もどこかで見た光景である。
「あいつらこの寒いなかなんであんなに元気なのよ……?」
「まあ、気持ちが天候の過酷さを凌駕してんだろ」
適当に答えるアキト
アキトとナミの2人はキッチンで指針のことを話し合う。
傍には謎の2人組もいたが
「船で航海するのって思った以上に大変なんだな」
アキトは船で航海する大変さを?みしめる。
「……!?天候がいきなり変わった!さっきまで晴天のなか船は進んでいたのに!?」
「偉大なる航路の季節と天候は正にでたらめだな」
「そんなことより、アキト!船の進路を正すわよ!」
「分かった」
「皆、聞いて!メリー号が今逆走してしまっているの!だから今から進路を正すわよ!!」
「「分かった!!」」
「了解だぜ!ナミさん!」
この騒ぎのなか2人組はテーブルでのんきに
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