第33話
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訳だからレンはZ組のみんなの記憶を読み取って、みんなが特務部隊の指揮下に入る事を決めた事を知ったって事よ♪この記憶を読み取る能力、実は結構便利なのよ?特に悪戯で使う時とかにね♪」
元の姿に戻って小悪魔な笑みを浮かべて答えたレンの答えを聞いたその場にいる全員は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「い、悪戯の為に人の記憶を読み取るって……」
「い、一体どんな風に使うんだろう……?」
アリサはジト目でレンを見つめ、トワは不安そうな表情で呟いた。
「うふふ、そんなに気になるならその”悪戯”を見せてあげるわ。例えばトワお姉さん。トワお姉さんは身長や胸が全然成長しない事を実は気にしていて、士官学院に入学してからは毎朝牛乳を一瓶必ず飲んで、夜は―――――」
「ひゃあああああああっ!?な、なんでその事を……じゃなくて!レン皇女殿下が本当に人の記憶を読み取れることがわかりましたから、それ以上言うのは止めてください〜!」
「あら、そう?じゃあ、次はアリサお姉さんね。アリサお姉さんがシャロンお姉さんにも必死に隠していてる秘密。それは子供の頃、誰にも見つからないようにこっそり魔法少女ごっこを嗜んでいた事。ちなみに魔法少女ごっこをしていた時自称していた名前はまじかる―――」
「キャアアアアアアアアアッ!?お願いしますから、それ以上いうのは止めてください〜!というか、さっきの事と言い、何で私ばっかり例に出すんですか〜!?」
レンにそれぞれ絶対に知られたくない自分達の過去を言われたアリサはトワのように悲鳴を上げた後レンを睨んで訊ね、その様子を見守っていたその場にいる全員は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「え?それは勿論アリサお姉さんがからかったら絶対面白い反応を見せてくれそうだからよ♪」
「ふふっ、さすがレン皇女殿下。お嬢様の事をよくわかっておりますわね♪ところで、後で私にだけお嬢様の”魔法少女ごっこ”についての詳細な説明をお聞きしてもよろしいでしょうか♪」
「全然よろしくないわよ!!もし、その事に関してレン皇女殿下に聞いたりしたら、絶対に許さないわよ、シャロン!」
悪びれもなく笑顔を浮かべて答えたレンの答えを聞いたシャロンは微笑んだ後興味ありげな表情でレンに話しかけ、シャロンの様子を見たアリサはシャロンを睨みつけて注意した。
「ハハ……アンがこの場にいなくて、本当によかったね……」
「アンゼリカが知れば、絶対にネタにして二人をからかいまくるでしょうね……」
ジョルジュは苦笑し、サラは呆れた表情で呟いた。
「そ、それよりも……まさか本当に人の記憶を読み取る事ができるなんて………」
「しかもこの世で一番習得したらダメな人物が習得してしまったようだね。」
エリオットは信じられない
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