教員研修のヴァルキリー
アウロス学園(1)
[8/13]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
って下さいねー創造神黒鐡様のプレゼントですからこれを見逃す訳には行きません!子供達、またここに来てくれるかなー?」
『いいともー!』
ここで黒鐡改の前に射影体として現れた俺だが、マイクを持って先程司会者からの撮影NGを言いつつも記者用なら撮影して構わないと告げる。そしてマイクを持つと子供達に向けて問い掛ける。
「プレゼントで例えが欲しい、皆は何が欲しいのか近くにいる職員に聞いてくれ。またこの後の授業は私が視察と言う名目にて見回るが、皆に約束をしてもらいたい。我が来ても決して騒がない事、これだけを約束してくれないと我からのプレゼントは無しとさせてもらう。ちゃんと守ってくれるかな〜?」
『おー!』
「聞こえないなぁ、もっとだ。もっと大きな声で、神様に嘘はいけないぞー!真実の声を我に聞かせてくれー!ちゃんと守れるかな〜?」
『いいともーーーー!!!!』
「よし。神様と約束した子供達よ、守らなければプレゼントは無しだがそれを用意した蒼い翼の面々に悲しい顔をさせないでもらいたい。ではこれにて我の特別授業は終了だ・・・・またここに集まり次第、君達が今欲しい物をプレゼントしよう。それまでちゃんと真剣に授業を受けたまえ」
「以上で黒鐡様による特別授業は終了となります、この後の授業風景を黒鐡様が見ているので一生懸命に授業を励む事。ここまでの司会させて頂きました紫藤イリナでした♪」
真実の声を聞いた我は黒鐡改から元の姿へと戻り、壇上から降りてその後の授業風景を視察前に理事長室へ向かう。先程職員に欲しい物を言ってくれと指示を飛ばしたのだが、どうやら男子と女子で一番欲しい物が分かったのだが男子は乗り物からロボモードに変形する玩具で女子は動画と音楽のみ使用出来るスマホ。
男子の欲しい物は流石の俺でも驚くが、これは人間界でしか販売されてない商品でプレミアが付く程にな。とある車メーカーとコラボした商品だが、俺がよく乗るフェラーリから黒鐡改へ変形するのは冥界悪魔領しか無い代物。予約されて僅か数分で品薄になったと言う代物だ。
女子の欲しいのは動画と音楽のみ使用出来るスマホで、人間界の流行り音楽は冥界悪魔領では聞けないから聞けるようにしてほしいと書いてあった。音楽のカテゴリーは様々あるが、音楽と動画が見れるポータブルオーディオプレーヤーにしようと思う。
「なるほど、冥界の商品より人間界の商品の方がいいのか。最近の子供の流行りは分からんな」
「男の子が欲しい物については、人間界本社に聞くと在庫があるとの事です。ポータブルオーディオプレーヤーについてもありますが、冥界から人間界の音楽や動画をダウンロードするような機能は搭載されておりません」
「それはそうだろう、恐らく人間界にいるハーフ悪魔の子供から聞いたと思われる
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ