教員研修のヴァルキリー
アウロス学園(1)
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ってた。ソーナとサイラオーグが王者と握手を交わす。
「ディハウザー様、今回はお越し頂き真にありがとうございます」
礼を口にするサイラオーグであったが、学校を見渡してから言う王者。
「いい学校だね、それに良い生徒さんも集いそうだね」
「「「「エンペラー!エンペラー!」」」」
大興奮の子供達であったが、私とイリナさんは王者よりぎりぎり目視にて確認した車に近付いて中に織斑社長だと確認。で、アウロス学園で集まってる野次馬達に道を開けさせようとしてたが、流石の人気者である皇帝を見たいが為に道を退かしてくれない。するとこちらに気付いたサイラオーグが大声出した。
「野次馬共、道を空けろ!皇帝であるディハウザー様も有名だが、アウロス学園を創設者兼理事長が来たから道を空けろ!」
「皆さんどうか道を空けて下さい!アウロス学園創設者兼理事長である蒼い翼CEOがご到着なさいました」
大声で言ったからなのか、野次馬達はアウロス学園に入って道を空けてくれた。ここから俺のターンとなるけど、渋滞に巻き込まれてしまい遅くなってしまった。現王者の訪問もいいが創設者兼理事長の俺までもが訪問する光景、それにもしテロが起ころうとしても極秘任務で擬態中のCBらが周りに居る。
俺が乗ってる車もトランスフォーマーであるスナイプ・ゼロ、不審者が居ればすぐに監視カメラで分かるようにしてる。学園に入って玄関のとこまで車で入れて、社長秘書の格好をした朱乃が車のドアを開けた。
「ふう、やっと来れた。遅れて申し訳ない、ところでこの野次馬は何だ?」
「お待ちしておりました、織斑社長。先程皇帝ベリアルが来た後のこの騒ぎです、そりゃ野次馬が出ますわよ」
「そうか。まあいいとして早めに校長室へ行こう、俺らが居る事により授業中の子供達が群がりそうだ」
「一応護衛者もおりますが、早めに行きましょう」
で、車から外に出た俺はグラサン掛けたままだし、道の左右にヒトの集団が群がってた。恐らく学園創設者兼理事長を一度でいいから見てみたいと言う感じか、俺は学内に入った後は校長室に行く。護衛者を配置、学内は騒然のままだがレーティングゲーム覇者の次が蒼い翼CEOの正体が創造神黒鐡だと言うのも知っている。
「「「「黒鐡様!黒鐡様!」」」」
とまあ学内はこんな感じで、俺の出迎えに答えるようになった。一時的に授業を妨げる結果となってしまったが、もう大丈夫なので授業は再開している。にしてもまさかこんなに歓迎ムードとは。
「ようこそいらっしゃいました、織斑社長。改めて歓迎すると同時に私の夢を叶えてくれた事、感謝申し上げます」
「アウロス学園についてはソーナの夢を聞いてから動いたプロジェクトだし、夏休み前から考えてた事だから気にすんなソーナ」
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