第1部 学園生活部
第2話 あのひ
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あの日はサバゲーをやろうと思っていたがサバゲーの会場が閉まっていて、がっかりしながら帰っていた時の事だった。
「なぁ、本屋行こうぜ」
俺はそう言う
「園神君のバカが本屋に行こうなんて珍しいね」
園神のバカや凛祢のバカという呼び方に突っ込むのはもう飽きた。
まぁ、何回言ってもこの馬鹿共には通じないが
「なんか凛に馬鹿って言われたような気がする」
陽太はそう言う
「まぁ、いいんじゃないかな」
雪兎先輩さすがだわぁ
「一条くんがそう言うのはなんか珍しいね」
「まぁな」
それから俺達は本屋に行ったり、ミリタリーショップに行ったりと、充実した一日だった。
あの看板に気づくまで。
「なぁ、凛祢」
「どうした、雪兎?」
「なぁ、あの看板ってなんて読むんだ?」
ついに雪兎が馬鹿になった。
「巡ヶ丘って・・・・・・・・」
雪兎意外は大声を出して叫んだ
「「「おわぁぁぁぁ!!!」」」
巡ヶ丘ってがっこうぐらしの街じゃん。
人生を詰んだ。
「ねぇ、園神君のバカ」
「なんだ?七羽」
「僕たち、この世界で生きられると思うよ」
「それマ?」
「マジだよ。ほら」
そう言って七羽は車から俺のエアガンを出す
「これ、撃ってみて?」
「分かった」
俺はエアガンをリロードして撃ってみた。
すると、エアガンの音と一緒に薬莢が銃から排出された。
「は?え?は?」
七羽は言う
「ね、生きれるでしょ」
「あぁ。 」
「という訳で別行動しましょう」
俺は言う
「それぞれのキャラを救うのか」
「そうだぜ陽太! 」
それから俺達は話し合い、それぞれの別行動が決まった。
俺と雪兎がるーちゃんの元へ、陽太が圭やみーくんの元へ、七羽が学園生活部の元へ、という感じになった。
「なぁ、凛」
「うん?」
「俺達は巡ヶ丘の土地勘がないけど平気か?」
「平気じゃね」
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