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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――
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ロイに奢ってもらったトマトジュースを飲んでいると、エンヴィーが「ハァハァ」言いながらやって来た。
レンリ「ん?あ、お疲れさ〜ん♪」
トマトジュースを飲みながら、隣の席に座るエンヴィーに横目で言う。エンヴィーも凄く疲れたのか、今は「ハァ〜」と呼吸を整えるだけだ。
まぁ、エンヴィーが呼吸を整えないと話が出来ないので少し待ってみよう・・・・。
〜数分後〜
やっとエンヴィーの呼吸も整え終わり、エンヴィーがここまで来るまでどんな感じか話し出した。でもこれ、ただの愚痴だし興味ゼロなのでそこは承暦しやす。
エンヴィー「ん?レンリ、何飲んでんの?」
話は愚痴から、レンリの飲んでるものへと変わった。
レンリ「トマトジュースだよ♪ 私トマトジュースって、真っ赤な血のワインに似てるから大好きなんだぁ〜(*^_^*)」
エンヴィー「確かに、血とトマトジュースは似てるよね〜☆彡 でも、俺トマトは嫌いなんだよね、血は好きだけど♪」
レンリ「え〜、そうなの〜(-.-) トマトジュース超美味しいのに〜(>3<)」
なんか、スゲェー怖い話を普通に笑いながら話している・・・この二人は・・・・。
エンヴィー「そういえば、さっきのブラックジャック面白かったね。特に、あのおっさんの悔しそうな顔が(笑」
凄く楽しそうに、エンヴィーはさっきの勝負の話をする。
レンリ「そう?楽しんでくれたのならそれでいいよ。」
興味が無いのかあっさり答える。
エンヴィー「そういえばさぁ〜、あれって本当に運だけで勝ったの?」
机に肘をついて、少し笑いながらエンヴィーは言う。レンリは凄く笑いながら、
レンリ「ふははは・・・、んなわけ無いじゃん♪ もちろん、いかさまで勝ってるよ(^−^)」
当然のことみたくレンリはお腹をかかえながら言う。
エンヴィー「あ、やっぱりいかさまだったんだあれ。ねぇ、どういういかさま使ったんだよ?」
レンリ「ええ〜、それは教えられないよぉ〜。企業秘密だし〜^^」
いや、企業秘密ってどうゆう企業の秘密だよ!!しかも、いかさまをするなんてこいつ、最低なギャンブラーだな!!
エンヴィーとレンリは、店を出るまでずっとあの可愛そうなおじさんの話を笑いながら話していた・・・。
凄く最低な奴らだな、こいつらは・・・・と思う人は多いと思うがあまりそう思わないで欲しい・・・。
レンリも別に本心からそう思っているわけではないと思う・・・たぶん。
エンヴィーは・・・・良くわからないからそのままでもいいっか!!!
とにかく、レンリはまだ謎だらけの存在のため不思議な事を言ったり、この世界に生きる者失格な事も言ったりするがレンリを責めないで欲しい・・・。
――レンリはたった一人で巨大な闇と闘っているのだから――
レンリがトマトジュー
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