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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――

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!!!!!」
リティ「待てーーーー逃げるなんて卑怯だよ!!!」
『バンバンバンッ』
インカローズに向かって叫びながら、レンリとリティは銃弾を撃ち込む。やはり二人とも、足とか腕とかを狙い急所をわざとはずしている。
どんな悪人でも殺したくないという意思が伝わってくる戦い方だ・・・。


そして、しばらく何も話さず少し離れていたところでこれまでの光景をすべて見ていたエンヴィーは、これはこれで少し面白そう♪だと思い陰に隠れながら三人の戦いを見てることにした。
この戦いに加わる気は彼には一切ない。ただ、戦いの結末・・・誰が死んで誰が殺すのかを見たいだけだ。
インカローズVSレンリ&リティのバトルが始まった――

『バンバンッ!!!』

人間の急所を外すしながらレンリとリティは銃弾をインカローズに向かって打ち込む。だが、インカローズはそれを普通にかわし屋根の上を飛び逃げている?


――レンリの心になにかが引っ掛かる――



『バンバンバンッ!!!!』

夜の静かな街に銃声が鳴りやまない。そして、インカローズの不可解な行動・・・。

リティ「ッ!!」

ここでリティの銃弾がきれた。急いで銃弾を補充しようとするリティだったが、銃に弾を入れる手を止めた。なぜなら銃で脅すよりも錬金術で確実に捕まえたほうが早いと思ったからだ。
だが、インカローズは意外にすばしっこくなかなか狙いが定まらない――

リティ「もうちょっと、大人しくしてくれたらいいのに!!」

小声でインカローズに文句を言うリティ。底声はインカローズには届かない、届いてしまったらしまったで凄く困るが(汗
だが逆に別にどうでもいいやつには届いたみたいだ・・・・・。

レンリ「誰がどう大人しくなったらいいの?」
リティ「ッ?!!」

そう、どうでもいい奴というのはレンリのことである。バトルに集中しすぎてレンリがいることに全く気付いていなかったリティはすぐ近くにレンリがいることにすごく驚いたが、これはインカローズを捕まえるチャンスだ!とすぐに気づきレンリに協力を願う――


リティ「ねぇ、君!ちょっと、手伝ってほしいことがあるんだけど!!」
レンリ「ん?私に?? 何々、面白いこと〜♪」
リティ「面白いことかどうかは分かんないけど・・・。とにかく、君はゴ二ョゴニョ・・・・」
レンリ「ふむふむ・・・ほぉ〜そうでんかぁ〜・・・すごへろぉ〜・・・あい、わかまむつった!我に任せれい!」
リティ「話し方すごく変だけど本当に大丈夫?」
レンリ「大丈夫!大丈夫!私に任せてたもへ〜☆ミ」

『ピシュ〜ン!!!!』

レンリはそおいうと、マッハぐらいのスピードでどこか遠くのほうへ走って行った・・・・。
このまま、どこかへ行けばいいのに〜。

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