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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――

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ず、病院を抜け出そうとしているかと言うと風のまた三郎でエドとアルとブルースが“第五研究所”と言う場所に向かったと聞いたからだ。エドだったら、何とか出来るかもしれないとわずかな可能性に欠けて・・・・・・
「ピチャ、ピチャ」
アルト「ねぇ、寝てなくて大丈夫なの・・・・?」
心配そうな顔をしてレンリの体を気遣うアルト。レンリは、とびっきりの笑顔で
レンリ「大丈夫!死ぬ時は一緒だから!」
アルト「・・・・・・・・・」
とゆうか何が大丈夫なのか、全然分からないし、6歳の女の子にツッコミを求めるな!と言いたい。
地下通路は、真っ暗で明りは手に持っている懐中電灯ただ一つしかない。しかも、気温が結構低い・・・傷でッと言うよりも凍え死ぬ方があると思う。

アルト「父さん・・・・母さん・・・どこにいるんだろう・・・?」
か細い声でアルトは言う。そんなアルトを元気づけようと、レンリは
レンリ「大丈夫!お姉ちゃんが、お父さんとお母さんに合わせてあげるから♪」
と明るく言う。アルトは一瞬、凄く心配そうな顔をしたがすぐに普通の顔に戻った。こんなに明るくふるまっているレンリだったが、内心は不安で押しつぶされそうだった。インカローズの居場所は分かんないし、この迷路の出口も分かんないし、第五研究所って何処?!、アルトは子供に戻った事によってその当時の記憶しか持っていないみたいだし、もう最悪(>_<) 神はどんだけ、私に試練を与えるんだよ〜(T_T)
表情には出さないけど、心の中ではめっちゃ泣いていた・・・。




薄暗くて超臭い地下通路を通って数時間後、奇跡的に第五研究所と書かれた大きな門の前に来ることが出来た。
レンリ「スゲェェェェェ!!絶対、ゴールには来れないと思ってたけどキタァァァァァァ第五研究所!!」
超奇跡なのでレンリはアルトが居ることを忘れ、思わず大はしゃぎ♪アルトはその光景をポケ〜と見ている。
レンリ「ヤッター、ヤッター、ヤッターマ……あ///」
あ、本当にやった(=_=) 大はしゃぎであのアニメのポーズをやろうとして最後の決めポーズ!!と行ったところでアルトがポケ〜とした表情でこっちを見ているのに気づく。
レンリ「あっ、おっほん。それでは、アルト君。この研究所に入ろうかね。」
さっきまでのことを無かったことにしようと、いきなり研究所の所長っぽく話し出すレンリ。100%アウトだと思うのは私だけなのだろうか……(=_=)

アルト「ねぇ、お姉ちゃん。これ、なんて読むの?」
気を使ってくれたのか、アルトが近くに落ちていた「関係者以外立ち入り禁止」と書かれた板を指差して言った。でも、レンリはこの国の文字がいまいち分かっていない。まぁ、分かっていても素直に教えるわけないか。いつものように、
レンリ「ん〜?それはねぇ〜「この先、美
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