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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――
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ブルースに直撃する。
レンリ「ギャァァァァァァ」
『バタッ』
ブルースは倒れ、レンリはまだ朦朧としていたが意識があったが動けない。インカローズはアルトの胸辺りから、黄色い結晶を取り出した。アルトは激痛が走ったような悲鳴をあげる。
アルト「きゃああああああああああああああああああああああああああ」
レンリ「ヤ・・・・・・メ・・・・・・・・ロ・・・・・・・・ガクッ」
そこで、レンリの意識は途絶えてしまった・・・・・。
レンリ「うっ・・・・・」
「お前のせいだ!!」
「お前さえいなければ!!」
「死ね!死ね!死ね!」
「生きる地獄と永遠の地獄・・・・貴方はどっち・・・・?」
レンリ「はぁあはぁ!!はぁはぁはぁはぁ・・・・・。」
目が覚めるとそこは、知らない真っ白な部屋だった。薬の匂いが強烈にする、たぶんここは病室だ。
???「あら?気がついたの?」
レンリ「えっ?!」
声がしたほうを見ると、金髪でブラウンの目をした女性がマグカップ片手にこっちにやってくる。
レンリ「貴方は、誰?」
不安そうで怯えた声で聞くレンリ女性は優しく言う
???「私は、リザ・ホークアイ。軍で働いていて階級は中尉よ。」
レンリ「どうして、リザさんが私を助けたの?」
リザ「エドワード君達に貴方が突然いなくなったから、探してきてほしいって言われたの。」
レンリ「それで私を・・・・あっ、私と一緒にいた子は?」
リザ「一緒にいた子?ああ、あの子なら大丈夫よ。貴方の隣で、眠っているわ。」
リザの言う隣を見てみるとそこには
レンリ「!!!!!そんな、バナナァァ!!」
6歳くらいの女の子が寝ていた。髪の色は黒だし少し開いた目を見ると瞳の色は紫だった・・・・たぶん、この子の名はアルト・リンク・・・・・。
アルトが、小さくなった理由はただ一つ。黄色い結晶・・・・怒りの感情を奴に取られたからだ・・・・。私が付いていながら、こんなことになるなんて・・・・とにかくアルトの結晶を見つけないと・・・・・
レンリ「・・・クッ」
ベットを降りようとしたが、背中の傷口がいまにも開きそうで激痛が走る。
くっそう・・・・これじゃあ、探しに行けない・・・。
リザ「レンリちゃん、しばらくの間は安静にしてないといけないわよ?」
リザはそれだけ言うと、部屋を出て行った。
『ガチャッ〜バッタン』
じっとなんてしてられるかァァ!!早くしないと、アルトのスピル―ンが壊れる・・・・・。
そしてまた、レンリの意識は途絶えた・・・・・。
あれから、数日がたった・・・・・レンリの体はまだ完全に完治していなかったが、小さくなったアルトと一緒に病院を抜け出すために今、地下通路の迷路を歩いている・・・・。
何故傷がまだ完治していないにも関わら
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