第06話 木ノ葉に流れる血の系譜
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族の娘が猪鹿蝶に嫁入りし、猪鹿蝶の娘は猿飛に嫁入りする?」
「そう。そのことで猪鹿蝶は血を直に交わらせることなく婚姻を深めることができるというわけね」
「木ノ葉の里に血による交わりの歴史ありですね」
「そういうことよ。里ができて世代を重ねて今や血の系譜が薄まりつつあるにしてもね。
わかったかしら“アナタの血”がダンゾウの根に監視される理由が」
「よくわかりました。ところで従伯父さんは僕の血は欲しくないんですか?」
「そうね。欲しい気持ちが無いと言えば嘘になるわね。
それでも日向の一族を敵に回してまで欲しいとは思わないわ。
私にとっては蛇一族の可愛い従甥っ子でもあるわけだし?」
「ありがとうございます。そう言ってもらえてホッとしました」
「術の研究にかまけて子孫を残していない直系の私が言うのも何だけど、その血は大切になさい」
僕の中で血継限界の力は、血のつながりよりも神様の転生特典という意識が強くて
このときの大蛇丸の大切な話を思い出したのは、ずっと後になって――、
うちはイタチに指摘されたときのことだった。
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