暁 〜小説投稿サイト〜
蛇の血をひく日向の子とやりたい放題の剣客たち
第04話 先輩はみたらしアンコ10歳
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 そして火遁はたしかに得意ではない。
 僕は水遁と火遁を組み合わせた沸遁使いの才能を秘めた血継限界の持ち主だが、
 自分のチャクラの性質に合った術は、土遁→水遁→火遁の順で三つの術を使うことができる。

 水遁は火遁より苦手と偽っているし、最も得意とする土遁が使えることは今のところ内緒にしている。
 ダンゾウにも目をつけられてるし、ヘンに才能を示して暗部に入れられたくないからだ。
 僕は見守りポジションでやっていきたいから能ある鷹は爪を隠すを地で行くつもりだ。

 木ノ葉に逃げて来る前に水遁と土遁を混ぜた木遁ができないか試したが無理だった。
 あれはやはり千手の血族だけなのだろうか。ダメ元で用紙に書いとけばよかったかもしれない。

 そんなこんなで子供らしく木ノ葉隠れの里でじっくり修行に励む日々が続いている。
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