第01話 初めての神様転生
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ボルト-』は読んでないけど、『NARUTO-ナルト-』は、かなり好きな作品の一つだ。
和風世界だけどテレビや電柱もあったし衣食住や生活レベルがそこそこ進んでるのもポイントが高い。
同じジャンプ漫画の『HUNTER×HUNTER』と迷ったけど、ボクは賢くないから知能バトルとか無理と思って除外した。
とりあえず希望する転生先を記入して特典というのを考える。
できるだけ詳細に書いた方がいいのかな?
ポジション的には好きなキャラクターたちの活躍を陰ながら見守っていきたい。
そうなるとナルトたちより上の世代になる。
けどカカシの世代になると忍界大戦があって小学校低学年くらいの年齢で中忍として戦争に巻き込まれる――。
そういうのも嫌だ。できれば戦後の世代が望ましい。
それにナルトといえば忍術だ。
やっぱり特典が貰えるなら血継限界が欲しいけど皆殺しの危険があるうちは一族はパスしたい。
個人的に日常生活は平穏に暮らしたいと思っている。そういう意味では砂隠れとか霧隠れもパスだ。
口寄せの術が覚えたい。チャクラだって多い方がいい。
師匠は優秀な人がいい。生存能力が高いキャラの方がいい。
上忍になれるくらいの才能は欲しい。もう運動音痴は勘弁だ。
欲を挙げればキリがない。
つらつらとメモ書きのようなことを用紙に記入する。
「キミは何処に行くの?」
考え込んでいると唐突に隣のオッサンが声をかけて来た。
「あ、え、僕はNARUTO-ナルト-で考えてます?」
僕は人見知りが強い。会話になると軽いパニックに陥ってしまうことがある。
「アイエエエエ! ニンジャ!? ニンジャナンデ!?」
オッサンがわけのわからないことを奇声を発し口走っている。元ネタが分からない。
相手のアタマがおかしいので逆に少し落ち着いた。
「いや。バトルもあるけど生活は不便そうじゃないので」
「たしかにナルトって世界の文明ってガバガバすぎやもんな」
「ハンバーガーショップとかあったよな?」「あれはワロタ」
「いや、ナルトはアリかもしれへんで」
「でもオレはナルトがサスケが里を抜けたところで読むのやめたし」
「同じく最後がごちゃごちゃしてるから殆ど覚えてない」
「逆にそーいう知識が中途半端な世界の方が楽しめるんちゃうの?」
「なるほどー」「たしかに」
「例えばやけどデスノートのL側でキラの正体知ってて転生とかはないっしょ?」
「ないない」「見たことない」
「たしかに頭脳戦を売りにしてる作品で原作知識ありの転生はアレだよな」
「けど嘘喰いの世界とかで無双するのも面白そうだけどな」
僕を無視して再び騒
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