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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0166話『意識の覚醒』
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当たり前なんだけど、随伴艦の面々が結構面白いメンツばかりだった。

「飛龍さん、これからよろしくお願いしますね」
「うん、龍鳳」

どうやら龍鳳はあと練度二つでカンストするほどには高いのかどこか歴戦の風格を持っている。
そしてもう一人の空母が私が寝ている間に入った新人であるアークロイヤルって子なんだけど中々の堅物みたいでとっつきにくい感じだったんだけど、

「二人目のヒリュウだな。よろしく頼む。アークロイヤルだ」

そう言って握手を求められたので少し嬉しくなった。当然握手はしたけどね。

他は伊勢さんに朝風ちゃん、そしてまゆるちゃんの三人。
私がこの鎮守府に配属された時は眠る前に練度表を確認したんだけどその時にはまだ50人以上は練度の低い駆逐艦がいたと思うんだけど今では基準練度の70まで後27人くらいまで減っていたので驚いた。

「飛龍さん、朝風です。よろしくね」
「よろしく!」

それで伊勢さんともまるゆとも挨拶をして私達はキス島に到着して深海棲艦を殲滅したんだけど今の私の装備している艦載機たちが優秀なのが起因しているのかな?
必ずMVPを私が取ってしまう。
そう言う方向で提督が調整したらしいけどなんか少し悪い気がしなくもない。
そんな事を思っていると龍鳳が近寄ってきて、

「飛龍さんはそんなに気を使わなくていいんですよ。もう立派な仲間じゃないですか。それに鳳翔さんにも教わったんでしょう? 提督は鎮守府のみんなの事を家族だと思っているって言う事を……」
「うん、まぁ……」
「だからゆっくりに、でも確実に練度を上げていきましょうね」
「そうだね……わかった。私、頑張るよ!」

そんな会話をしながらも私達は日々練度上げに明け暮れていた。

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