第7章 大魔闘演武編
大魔闘演武
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。絶対に・・・。」
コブラはキナナを離し、そう言う。
「しばらくの間は、あばよ、だ・・・。」
コブラはそう言い、何処かへ走り出した。
「っ、エリック!!!」
キナナは急いで、コブラの後を追った。
「はぁ・・・はぁ・・・。」
キナナは息が荒れていながらも、コブラを探し続けた。
「あ・・・!」
キナナはコブラを見つけたが、見えた光景に少し驚いていた。
「あーあ・・・呼ばれといて、ドラゴンの1頭も始末できねえってんじゃ、
情けねえよ、まったく。」
コブラは大勢の評議委員に囲まれ、
魔導士の魔力を封じる魔封石という石で作られた枷を付けられていた。
「本当に戻って来るとは・・・・・」
「悪党のクセにどういうつもりだ?」
ラハールは驚き、ドランバルドはコブラに問う。
「外はいい・・・数日間も多くの声も吸収した。
キュベリオス、お前の声も聴こえたぞ。」
「声?」
「(いや・・・キナナだったな・・・。)
今は大人しく愛しの牢獄に戻るよ。六魔全員を救う為にな。」
コブラが素直に捕まった理由はこれであったのだった。
「何を聴いた。」
ドランバルドはコブラの腕を掴みそう言う。
「さぁな。しいて言えば・・・」
「冥府の門が開くぜ。その時まで、俺の記憶はいじらねえ事だ。」
「!?」
「さ、とっとと行こうぜ。」
「・・・・・・。」
ドランバルドは何も言わなかったが、仕方なく、
評議委員全員、コブラを連行して行った。
「・・・・・・。」
キナナは不安と寂しさで少し暗いだけであった。
「(約束・・・守ってよね・・・エリック・・・。)」
キナナは心の中でそう言うのだった。
「ウェンディ!」
「シェリア!」
ウェンディはシェリアと会った。
「会いたかったよ〜!」
「私もだよ。」
「ウェンディ、そのドレス、似合っているよ!!」
シェリアは着ているドレス姿のウェンディを褒める。
ウェンディが着ているドレスは白色の短めのワンピースで、
足を覆うように黒のスパッツを履いていた。
「ありがとう。シェリアも似合っているよ!」
今度はウェンディが着ているドレス姿のシェリアを褒める。
シェ
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