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奇妙な暗殺教室
反省の時間
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死にそうだ…



「ジョジョ止めて!中村さんのライフはもうゼロよ!」



「不破…そう思うのなら止めてやれよ…大丈夫か?中村」


そう言い俺は中村の背中をさする。少しの間背中をさすっていると落ち着いて来たのか笑いすぎてヒィヒィ言っていた呼吸が落ち着いて来た。


「はぁ……はぁ……ありがとジョジョ…でも、マジで最高」


「そりゃあ良かった……知り合いが笑い死にとか、シャレにならないが問題ないな」


この世界にはマジで笑い死んだ奴がいるんだからな……そう言えば師匠も俺の地獄の修行見てゲラゲラ笑って過呼吸になって死にかけてたな…地獄を提供される俺はコッチはたまったもんじゃあなかったけどな


「しっかしそんなに意外か?…昔からこういうドカ盛りのメニューに対して目がなくてな、旅行に行った際なんかはこういうドカ盛りメニューを必ず食べる様にしている」


普段は健康的でヘルシーな精進料理とかにくみたいな大豆製品とかで坊さんみたいな食生活なんだ…旅行の時ぐらいやけ食いしても問題ないだろ


「烏間先生も三日月まで吹っ飛ぶこの衝撃の出来事を前に流石に度肝を抜かれたわね」


「あぁ…ちょっとナイーブになっていた気持ちなんて何処か遠い彼方に吹っ飛んだな」


いや、速水に千葉…お前らはそういうほど驚いてもねーだろいつもの様に冷静沈着だろうが


「まぁ…実の所俺もヘコんではいるがいつまでも落ち込んでいても何も始まらんし、貴重なデータも取れた。『次は殺る』ただそれだけだ。」


そう言う丈一郎の執念に速水達は息を呑む。
まるで、何日も餌にありつけず神経が極限まで研ぎ澄まされた飢えた猛獣の様に彼はギラギラしていた。



「成る程…何が何でも殺ってやるという『断固たる決意』が必要ってことね!」



「…まぁそんな感じだ。」



まぁその言葉は概ね正しい…だが、今のこいつらに決意なんかよりも……いや、止めておこう今のこいつらにはまだ出来なさそうだし言わなくても良いか



「1つ聞きたい事があるんだが良いか?」



「良いぞ。俺が言える事なら答える。俺に何が聞きたいんだ?千葉」



「なんでお前はそんなにも強くあり続ける事が出来るんだ?」


「ほぅ……」


そう言う千葉の表情はとても真剣なものだった。なら、俺もそれ相応の解答をするとしよう


「成る程…その問いに答える前に1つ言っておくが、俺は別にお前らが思っている程強い人間ではない。むしろ俺は臆病な人間だと思っている。」



「臆病?お前が?」



「あぁ…俺は俺で無くなるのが怖い。負けるのが怖い。死ぬのが怖い。夢を達成できなくなるの
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