第09話:内政チート開始?
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
次の項目3はいわゆる検地です。
項目4,5にも係わりますが、正確な農地の測量で生産量を予測し、課税基準を見直していきます。ついでに農地を纏めて一つ一つの区画を大きくし、大規模農業が出来るように作り直します。
今の課税方法は大雑把すぎて収穫量が変動すると簡単に農民を殺してしまいます。状況を把握しながら適切な税の徴収をすることにより農民にも生活のゆとりを与え、働く意欲が湧けば自然に税収も増えるというものです。
項目4は使用されている農具を見て考えました。鋤も鍬も低レベルすぎます。せめて先端に鉄を使用して取っ手の部分も改良し効率を上げましょう。牛を使ってモールドボード・プラウなんかも普及できれば項目3で広大な耕作地が出来た時に威力を発揮するでしょうから是非作ってみたいです。その他にも作ってみたい農具はたくさんあります。
せっかくゲルマニアは鉄の産地なのですから武器ばかりでなく農具にもどんどん使うべきです。
最後の項目5ですが、ノーフォーク農法の導入や、土壌によっては牧草栽培期間を長くした改良穀草式農法なんかも普及させたいですね。今のやり方では無駄が多すぎますから一気に改良していきましょう。
どこかに米や大豆なんか無いかな〜。コシヒカリにササニシキ、あきたこまちとかの日本の米が食べたいです。炊きたてのごはんが食べたいと思うのはやっぱり日本人なのでしょう。お釜なんかは練金で作れますから米さえあればバッチリです。あと大豆があればわらに包んで納豆も出来そうだし、豆腐に味噌、醤油なんかも作りたい。豆腐が出来れば油揚げや厚揚げも出来るから、やっぱり大豆は使い道があるよね。栄養も満点だし何とか見つけられればいいのですが。もしかしたらタルブあたりに有るかもしれないですね。竜の羽衣の佐々木さんが色々やっていたはずですから一度行ってこないと行けません。
この項目3から5の連携がうまく行けば農作物の収穫は何倍にもなるでしょう。領民の生活が改善され、余裕が生まれれば領民も増えて購買力も上がります。物を買う人が増えれば商人もやって来て活気が生まれます。それによって税収が増えれば万々歳となるわけです。どうしてこんな事も解らずハルケギニアの貴族達は領民から搾取することばかり考えているのでしょうか。結局自分の首を絞めていることに気付かないなんて、馬鹿でしょ?
貴族も平民も関係なく、みんなで幸せになった方がずっと楽しいと思いますから、せめてこの領からできる事を実践して行きます。
電気の普及の第一歩です。頑張りますよ!!
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ