乙女たちの宴 〜開幕〜
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まれるの? 私は別に悪いことしてないよね!
「落ち着いてなのは、私はすぐに退くから……ね?」
「フェイトちゃん! フェイトちゃんは私のことを……友達を見捨てるっていうんか! 確かになのはちゃんとの方が仲良しやけど。たまに私のこと除け者みたいな空気出すけど!」
「別にそんなことないというか、はやてのことも好きだよ。友達だと思ってるよ! でも今回ばかりは悪いのははやてだよ! なのはの胸が私達の中で1番小さいのは確かだけど」
「……フェイトちゃん?」
あわわ……!?
慌て過ぎて余計なことまで言っちゃった。どうしよう、どうしよう……このままじゃはやてだけじゃなくて私までなのはの標的にされちゃう。
最善の展開としてはどうにか収拾して宅飲みに戻ることだけど、今の私はそこまで望まない。とりあえず私が標的にされない展開になればそれでいい。だってそう考えてしまうくらいなのはが冷たい笑顔浮かべてるから!
「ななななのは、お、落ち着こう? せっかく今日は3人で集まれたわけだし、こんなことしてないで楽しく飲もうよ。む、無理なら……やるのははやてだけにして」
「ちょっフェイトちゃん!? 完全に私のこと見捨てる発言が聞こえたんやけど。私達は友達やなかったんか!」
「元はと言えば、はやてが悪いんでしょ!」
私の胸とか揉んだりもしたし、はやては一度痛い目に遭うべきなんじゃないかな。
「ぐぬぬ……ええもん、ええもん。フェイトちゃんが味方になってくれなくても私にはショウくんが居るんや。ショウくんに助け求め……あの〜なのはちゃん、冗談やからそのイイ笑顔やめてくれへん?」
「やめてほしい? ならすべきこと分かってるよね? ね?」
「は、はい……この度はろくに酔ってもないのにふざけすぎました。ごめんなさい」
はやて……確かに悪いことをしたのははやてだけど、いくら何でも土下座までしなくても。
仕事で頭を下げた回数も多くて慣れてるのかもしれないけど……そんな簡単に土下座はするべきじゃないというか、簡単に土下座しすぎじゃないかな。まあそれくらい今のなのはは怖いけど……。
「まったく……次やったら本気で怒るからね」
「いやいや本気で怒ってやろ。あれより上があるん?」
「うん?」
「ごめんなさい。何でもないです。飲み直しましょう」
管理局では私やなのはよりもはやての方が上司なのに……プライベートでのはやてって何だかなぁ。こんな姿をシグナムとかが見たらため息ものだろうに。ヴィータあたりは悪いのははやてだし、なのはに逆らえる奴なんていないとか言いそうだけど。
「なのはさんなのはさん、何かおつまみでも作りましょうか?」
「はやてちゃん、その露骨な態度はかえって不愉快なんだけど。おつまみはほしいけど」
「了解や。じゃあ冷
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