幕間五:横着しないで!
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心桜「つっちゃー、今日もお便りが届いたよ!」
七夏「わぁ☆ お便りありがとうです♪」
心桜「今回は、つっちゃーが読んでみなよ!」
七夏「え!?」
心桜「だって、今まであたしが読んでるから」
七夏「はい☆ では読んでみますね♪」
心桜「うんうんっ!」
七夏「えっと『ココナッツさん、こんにちは。私には娘がいるのですけど、少し横着・・・お行儀の悪い所があって・・・つい最近も扇風機のスイッチを足で押して電源を入れたりしてたから注意したんですけど、上手くそういう事をやめさせる方法って無いでしょうか?』・・・足で扇風機さんのスイッチ・・・どおしてそうなってしまったのかな・・・ね? ここちゃーはどう思います?」
心桜「・・・・・」
七夏「? こ、ここちゃー?」
心桜「え? えっと、あははー」
七夏「こ、ここちゃー、まさか!?」
心桜「うぅー、今回はあたし、何も言えないよ・・・」
七夏「こ、ここちゃーも・・・なのですか!?」
心桜「だって、扇風機の電源スイッチの位置を考えると、絶対足にならない!?」
七夏「な、なりませんっ!」
心桜「ホントに?」
七夏「ちゃんと、手を使って電源を入れます!」
心桜「それって面倒じゃない?」
七夏「面倒とかそういう事ではなくって」
心桜「あたしなんか、なんであんなにスイッチが小さいのかと思うよ・・・もっとスイッチが大きければ・・・って、う・・・」
七夏「ここちゃー・・・はぅぁー」
心桜「おかしいなぁ〜」
七夏「なにがおかしいの?」
心桜「あたしのブーメランは一投目から『ブーメランがっ!』のはずなのにぃ〜」
七夏「何のお話です?」
心桜「さ、さぁ・・・」
七夏「と、とにかく、扇風機さんのスイッチが小さいという事は、足で押してほしくないっていう事だと思います」
心桜「・・・すみません・・・」
七夏「ここちゃーも、横着しないでくださいね」
心桜「横着かー、ある意味最適化なんだけどねー・・・という事は扇風機のスイッチが足では押しにくく、手で押した方が楽という状況になれば、良い訳だよね」
七夏「そう・・・なるのでしょうか? それだと扇風機さんに非があるみたいに思えます」
心桜「ある意味そうじゃない?」
七夏「根本的な解決にはならないです・・・扇風機さんのスイッチが足では押しにくいから手を使うのではなくて、やっぱり人の方が最初から手を使うべきだと思います。お手紙の方も、そう思っていると思います」
心桜「やっぱり、そうか・・・。あたしは言う権利ないからなー」
七夏「大丈夫です。ここちゃー!」
心桜「なんで?」
七夏「今から、ちゃんと手を使ってスイッチを押すって約束してくれれば、大丈夫です!」
心桜「つっちゃー・・・ありがと。うぉしっ! 今からそう約束す
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