その4
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んですか?」
タミー「それはもちろん、このもう一人の私の心の中にいたの。まるちゃんのいう事がわからなかったり、お父さんのカメラに嫌気がさすときに私がよく出てきたのよ」
たまちゃん「ちょ、ちょっと・・・!」
たまちゃんは恥ずかしくなってしまった。
長山君「では、どうして心の外へ出ようと思ったのですか?」
タミー「それはいつも心の中ではまるちゃんたちに想いが伝わらないからそとへ出て実際に会ってみたいと思ったの!」
たまちゃん「そ、そしたらまるちゃんに悪いよ・・・」
まる子「まあ、まあ、たまちゃん。話を最後までさせてあげなよ」
まる子は突っ込もうとするたまちゃんを制止した。
長山君「それで、元に戻ろうとする気はないんですか?このままずっと心の外にいたいですか?」
タミー「ええ、だって自分で外の世界に踏み出せるなんてこんな嬉しいことはないわ!元になんて戻る気はさらさらないわ!!」
タミーは嬉しそうな表情で返答した。
長山君「わかりました。ありがとうございます」
そのとき、たまちゃんの母が現れた。
たまちゃんの母「たまえ、みんな、せっかく来てもらったんだし、このお菓子食べてもらって」
まる子「おばさん、ありがとうございます!」
こうして五人はお菓子にクッキーとドーナツを食べた。そしてまる子、とし子ちゃん、長山君が穂波家から帰宅しようとする途中、まる子ととし子ちゃんは長山君に今日の質問から得た手がかりはないか聞いた。
とし子ちゃん「長山君、何かいい案見つかった?」
長山君「うーん、自分で外の世界に踏み出せることが嬉しいと言っていたんだ。もしかしたら外の世界を嫌にさせたら元に戻るかもしれないね・・・」
まる子・とし子ちゃん「うーん・・・」
まる子「よし、やってみよう!長山君、ありがとう!明日たまちゃんに伝えるよ!」
長山君「う、うん・・・。」
長山君は本当に上手く行くか確信が持てなかった。
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