第十幕:虹へ未来の贈り物
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目に付いたのはPSとソフト。・・・なるほど・・・この電車のソフトとかは、七夏ちゃんのお父さんの趣味か・・・と、勝手に納得した。少しずつではあるが、七夏ちゃんの家庭の色が見えてくるのを嬉しく思ってしまうのは、あつかましい事なのかも知れない。でも、民宿風水には、不思議な魅力があって、今まで形式的に過ごしていた宿泊施設とは明らかに違う。民宿っていいなと、改めて実感するのだった。
第十幕 完
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次回予告
太陽から生まれる虹は、とても暖かな光に見える。自然な虹の存在は、自然な光・・・太陽があってこそだと思う。
次回、翠碧色の虹、第十一幕
「ふたつの虹と太陽と」
俺は、自然な光源に照らされて、再び輝く虹の光をしっかりと受け留めたい・・・。自然な虹を知るには、太陽を知る必要がありそうだ。
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