0161話『観艦式の情報で喜ぶ子達』
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出してきた。
「どうされましたか司令?」
「うん。三人ともそんな重要な案件……なのかな? とにかく楽にして構わないよ」
「なんか歯に挟まっているような感じだね提督」
「まぁな照月。君達三人にとっては重要かもしれない案件だからな」
「なんだい? 少し僕も興味が出てきたな」
それで私は焦らすのも悪いと思ったので話すことにした。
「まだ大規模作戦が終わったばかりで気の早い話だとは思っているんだけどな。今度の秋に発生するだろう大規模作戦では秋月型三番艦の……」
「涼月ですか!?」
「涼月なの!?」
「涼月姉さんなのかい!?」
私が名前を言う前に三人が速攻で反応して提督机に身を乗り出してきていた。
それで私は驚いて思わずのけ反ってしまった。
《三人とも、落ち着いてください。提督がまだ最後まで話していませんよ?》
「「「あ、すみません……」」」
それで三人は一旦下がった。
「ありがとう榛名」
《いえ、大丈夫です》
榛名に礼を言った後に、改めて私は発言をする。
「まぁ三人の予想通り、秋の作戦で涼月が実装されるという」
「そうですか! 秋月、頑張ります!」
「そうだね秋月姉! 初月も頑張ろう!」
「ああ。必ず涼月姉さんを迎え入れよう!」
それで三人は意欲を燃やしていた。
うん、元気があって大変よろしい。
「だけどな。まだ先の話だから今からそんなに気張っていてもばててしまうからほどほどに意欲を燃やしておいてくれ。私も必ず手に入れるように頑張るから」
「「「はい!」」」
それで三人は新たな姉妹の情報を貰ったのか嬉しそうに執務室を出ていった。
出ていく際に、
「あ、司令。秋と照と初の三人にも伝えておきますね」
「ああ、頼んだ」
「それでは失礼しました」
それで三人は出ていった。
ちなみに秋と照と初と言うのは二人目の三人の呼び名である。
三人とも改装した状態で錬度はストップしてしまっているから駆逐艦全員が70まで上げ終わったら上げていこうと思っている。
照月に関しては三人目もいるからまだまだ錬度上げは頑張らないとだしな。
そして三人を見送った後に、
「秋の大規模作戦もまた少し装いが変わっているらしいからどうとも言えないけど、まずは秋刀魚祭りを頑張っていこうな」
《はい、提督》
それで私はまたモチベーションを上げるのであった。
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