暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
6部 なのは落ちる
3章 なのはの立ち上がり
病室
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ゃないよ」
「え?」
「その強い思いがあればまた歩き出せると信じているでも、絶対とは言えないけれど」
「そんな事言われたって、そういう時は絶対っていうんじゃないの」
「ごめんね、こんな時どう言っていいのかわからないから」
また謝られて、返事に困ったので私は綾ちゃんに聞いてみた。
「それで、結局綾ちゃんは何しに来たの?」
「謝りに来た予定では・・・なんだろうね。帰ろうかな」
「帰るの!?」
「言いたいこと言ったしね」
「本当に何しに来たの綾ちゃん」
「予定では謝りに?」
もう綾ちゃんてば、そういう所は変わらないんだ
「それじゃ、なのは」
「うん。またね、綾ちゃん」
私の心は綾ちゃんが来る前よりも落ち着いていた。
もう一人でも大丈夫だろうと思う。
多分それが綾ちゃんの目的だったんじゃないかな
「あの、綾ちゃん!」
「ん、何?」
「ありがとう」
だから、お礼の気持ちを伝えた。
「どういたしまして、私もありがとうね」
「うん」
多分お互いが心に有ったものを吐き出すためには必要だったのかもしれない
ありがとう綾ちゃん
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