763部分:第六十一話 袁術、歌で仕掛けるのことその十一
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の国の餅は二つある。その米のものと小麦を練って作ったものの二つがある。後者はそれを焼いて食べる。
「ただ。小麦の方もな」
「あれも美味しいでしょ」
「ああ、美味い」
実際にこう述べるリョウだった。
「それじゃあ。どちらにするか」
「どっちも食べたら?」
許緒は天真爛漫にこう答えた。
「流琉ちゃんどっちも作ってくれるよ」
「それで三人で食べるか」
「うん、そうしよう」
「そうだな。それじゃあな」
「一緒にね」
こんな話をしてだ。リョウもリョウで楽しんでいた。そうした中で時間が過ぎていく。しかしだった。それで話が終わりではなかった。
第六十一話 完
2011・2・10
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