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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
759部分:第六十一話 袁術、歌で仕掛けるのことその七
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に戦意はない」
 こう下の物見の場所にいる馬超に話す。車は赤と白の派手なものだ。四角くだ。かなりの大きさである。
「只の集まりだ」
「何だよ、軍勢とかじゃないのか」
「そんな感じはないな」
「じゃあやっぱり戦は」
「いや、剣や槍を持っている者もいる」
 趙雲はこのことは油断せずに述べた。
「それはだ」
「用心しろってんだな」
「その通りだ。いざという時のことはな」
「ああ、わかったよ」
 馬超も華蝶仮面の言葉に頷いた。とりあえず相手に戦意が見られないことはわかった。そのことはすぐに劉備達にも伝えられた。

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