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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
755部分:第六十一話 袁術、歌で仕掛けるのことその三
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己の私腹ばかり肥やしたりしないから」
「天下のことも考えているな」
「そうよ。だから宦官達よりはずっとましよ」
「その宦官か」
「私の家は宦官の出だけれど」
 自分でこのことも言う曹操だった。
「けれど。今の張譲達はね」
「帝の周りを固め私を欲しいままにしているな」
「あの連中は放っておけないわ」
 琴を弾きながらだ。曹操は難しい顔になっていた。
「若し放っておけばね」
「天下万民が苦しむな」
「何とかしたいけれど」
 今度はだ。顔を曇らせた曹操だった。

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