64祐一クン、四匹のBBAにチューチューされる
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っぱり変態だった。
「ええ、それでね、あの娘を育てる実験も一区切り付いたし、一旦は妖狐の巫女?として送り出して、親としての役割は果たしたと思うのよ。貴方にも世間体と呼ばれるものも有るでしょうし、浮気妻と一緒にいないほうが良いから、結婚なんて下らない契約から貴方を開放してあげるわ、一度関係を精算しましょう」
(((うわぁ…)))
他人の家、それもこれから浮気する男の子(娘の恋人?)の目の前で、一方的に夫に離婚を言い渡しておいて、何の感情の起伏も見せない会長。メンタルが人類と共通じゃない。
「ああ、それでも構わないが、私は現在の状況が結構気に入っている。仮面夫婦で仮面親子、世間体を取り繕って嘘の芝居を続ける生活でエンドロフィン量が満たされている」
普通人の間では、それを「幸せ」と言うのだが、脳内のエンドロフィン量で答えた相手。
セロトニンによる恋愛、「好きで好きで心が抑えられない」などと言う劣情を一欠片も持ち合わせていない、IQ高い系の上級国民様は、家族がいる幸せとか娘を大事に思う男親の愛など、低俗な普通人が抱く感情すら所有していなかった。
どこかのテレビアナウンサーみたいに「笑いについて研究している」などと、お笑いの芸風とか笑いのツボを、研究してからでないと普通に笑って楽しむこともできないらしい。
その幸せが全て破壊されて、娘は高校在学中に見知らぬチャラ男に妊娠させられて退学。
妻までもそのチャラ男にこれから汚されて、娘同様快楽堕ちして狐の子を六匹も産まされる。
家庭も娘も幸せも何もかも失ってしまう、気の毒な男性で委員長の遺伝的父親。
「でも相手が妖狐、それも純血の妖狐の場合、女は天上の快楽を与えられて、ドーブツのメス以下になるそうなのよ、あの娘はそんなに変化してなかったけど、他の子や「男の子」は人格まで変わってたわ、そんなメス二人、貴方に扶養義務は無いのよ」
、収入は会長の方にも十分あるはずだが、その気の毒なはずの男性はこう言った。
「何っ! 男の娘だとっ! ソレハキモチイイコトナノデスカァ!」
まるで、割腹自決した三島由紀夫のケツの中から男性の精液が出たと聞いて、思わず「それは気持ち良いことなのですかぁっ?」と聞いてしまった水木しげる大先生のように、ソッチ系の話題にはグイグイ食い付いてくださるどっかの企業の上級研究員。
電話からも荒い鼻息が聞こえてきたので、ソッチ系の人なのかも知れない。
「ええ、北川君と言って、妖狐の少年とは友達だったんだけど、術の使い過ぎで寿命が来てしまって倒れて、昼休みに「お尻から妖力補充」してあげたそうなのよ、私もその現場には間に合って…」
「その写真かビデオはあるかねっ? ぜひ見てみたいっ!」
女性や妻、男性に対しても性的興奮を覚えないノンケの人物だが、腐ってる事象にだけは興
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