暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
5部 Sweet Songs Forever
3章 コンサート
決着
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ガーが粉々に砕けていた。
貰い物のダガーだから良いけれど
仕方ないから牽制にならないかもしれないが俺はそれを相手に向けて投げる

「だが・・・まだまだ甘い」

 当然、またおっさんは飛び込んでくる。・・・いや、消える。
俺の死角から、また打ち込んできた。
鉄甲で刃を受け止める。
すると、すかさず銃口を向ける。だから、僕は大きく左に飛ぶ。
おじさんはすかさずその銃口の先を飛んだ僕に向け直し、銃弾を放つ。
次の瞬間、感じたのは熱。
それが身体のあっちこっちを掠める感覚だった。
直撃はしてないけれど痛いことには限らない

きめてやる盗賊の奥義を不意の一撃ってやつを
俺は消えるような動きをして切り付けた。
だけど宙を斬っただけ。またおじさんは消えた。
おいおい、まさか・・・ターゲットロックしたら外すことのないこの攻撃を知覚してかわしたっていうのか?

「上だっ!!」

 そのエリスさんの言葉に、僕は後ろに飛ぶ。
すると、前を掠めた。銀に鈍く光る刃が。
おじさんは着地すると、一気に踏み込んで来て、刃を縦横無尽に振るう。
それを鉄甲で弾き、受け流す。
でも流れで攻撃が来た。
その刃の行く先は・・・俺の首。ちょうど、後ろから刈り取ろうとするように。
すぐにしゃがんで避けた瞬間。髪の毛をつかまれ、膝が飛んできた。
膝が身体にめり込み、痛みと吐き気が襲ってくる。
そのまま、地面に倒れた。
でも、すぐに転がり、おじさんから距離を取る。・・・
いた場所にまた銃弾が打ち込まれた。
やばぁあれ食らったら死んでいたかも

「・・・ふむ、なかなか丈夫なガールだ。アレで意識を奪えないとは」

「なら、仕方ない、なぶり殺しにするしかないようだ」

 そして、また始まった。身体はまだ動く。問題はない。
死角外からの攻撃を基本に、刃付きトンファーと銃で、連続的に仕掛ける。
それを、鉄甲で弾き、避け、対処していく。
遊ばれてる

「・・・驚いた。まさか、その傷でここまでやるとは」

「家族の力ってすごいんだよ。家族を護る為に火事場の馬鹿力が出るっていうでしょ」

「・・・・・・そうか」

男のヤンデレはやめてほしいぐらいだ

「ならやはり、君は殺すしかないようだ。そうしなくては、彼女はどれほど時間をかけても、私の物にならない」

「人をもの扱いしてる状態でおかしいよね、男ってなんで女の子をもの扱いするんだろう」

 もう呪文無しなんて言ってられない。
これ以上は修行とか言ってられる場合じゃない
とは言っても破壊呪文をするわけではないが
トンファーを鉄甲で受けた瞬間に力ある言葉を発する
分解(ディスインテグレイト)
戦闘中だからか、この物質が良質だからか4,5回の打ち合いの末
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