暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
5部 Sweet Songs Forever
2章 イングランド
襲撃
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
入った。

「この2週間後にツアーのスタート地日本に移動を開始いたします。
大事を取って飛行機はチャーター便を用意してもらいました。」

「うん、信用のおけるところだ。
うん一応任務だから言うよ。コンサートの中止は出来ないんだよね」

「うん、ごめん」

 エリスさんは諦め顔でため息をついた。
普通ならここまでの事起きたら中止にするだろうでも中止にはしないみたい。

「デニス、チームを集めて警備のミーティングを始めるよ」

 あの人デニスさんっていうのか初めて知ったよ

「はい」

 エリスさんは恭也さんに目で合図するとすぐに部屋を出て行った。
恭也さんに此処は任せるってっていう感じみたい。


 俺はとりあえず美由希さんについて警護をしている
恭也さんから美由希さんと一緒にいるようにと言われているし
その美由希さんはエリスさんの部屋の方に向かっている。
ノックをしようとしたら扉が開いた。
ん〜こちらの戦闘者はこれが出来て当たり前なのだろうか?

「ミユキ・タカマチとお嬢ちゃんか、何か用か」

 一応大人モードじゃないにしてもまだ150CM代だからそう言われても仕方ないのか?

「そう言えば今までドダバタしていたからちゃんと礼を言ってなかった。
この間はすまなかった。ありがとう」


「あぁ・・・いえ」

「今回の件が片付いたら改めてお礼を」

「いえ、そんなのは、フィアッセは私にとって家族みたいな者ですから」

「家族!彼女があんな風にわがままを言えるのは君たちのお陰なのかな?」

「我がままですか?」

「我がままだよ。言いたくはないけれどたかがコンサートだ。
歌手や俳優のガードもうちはやっているけれど、
みんな自分の身を守るための協力はしてくれる。
コンサートや撮影は延期。講演会は中止。死んだら何もならない
自分が傷ついたら悲しむ人がいること、彼女にはわかってほしいと思うのだけど」

「エリスさん。忙しいのはわかっていますけれど、少し時間良いですか?」

 俺と美由希さんは視聴室に向かった。
アイリーンさんっていう此処の卒業生であり今はここの臨時講師もしている人
に用意をお願いしていたみたいだ。
流石にこの人は知ってる。
若き天才って言われている人だ
この人もここの卒業生だったんだ。

 その映像は今回のチャリティーの紹介のTV放送だ
内容はこの世界ツアーはもうお亡くなりになっているフィアッセさんのお母さんで、
スクールの前校長。ティオレ・クリステラさんの意志でもあるらしい。
元々紛争地帯で生まれ育ったティオレ・クリステラさんは、そういった現実をよく知っていた。
それは、自身が歌姫とまで呼ばれるようになってもだ。
そんな
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ