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戦姫絶唱シンフォギアR
戦姫絶唱シンフォギア無印
生きるのを諦めない
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をしようと後ろを振り向くと、目の前に風鳴翼の顔があった。

「いッ!?」

 写真で見るよりも凛々しい表情にドギマギする。
 二年前にあった幼さは完全に消え、まるで武人のような雰囲気は侍? いや防人? ちゃうねん、馬鹿野郎何ジッと見てるんだ、俺は失礼じゃねえか。
 とここまで俺も混乱していたが、よく見ると風鳴翼も驚いた表情でこちらを見ていた。
 俺は首を傾げながら、手に持った茶碗を掲げると一言。

「ご飯おかわりしにいっていいか?」
「あ? あ、あぁ、すまない」

 そのままテクテクと風鳴翼の隣をすり抜け、ご飯の元にたどり着くとこんもりお山を作るようにご飯を盛る。
 この瞬間が至福で、最初の一口を食べるのが最高なんや。ご飯にご飯を食べる、うんご飯は人類の宝物だよご先祖様サンキュー! と振り返るとなぜだか皆が唖然と俺を見ていた。
 そういえばさっきまでこしょこしょ話していたのに皆ポカンとしてる。
 ていうか、風鳴翼もこっちを見てるんだが……あー、もう、なんか面倒くさい。
 俺は片手でトレイを持つとズカズカと歩き、まだ呆けてる風鳴翼の前で行くとトレイを差し出す。

「ほら、取ってきなよ、朝食の時間もうすぐ終わるぜ?」
「あ、あぁ……あり、がとう」

 そのままトレイを持ってフラフラとバイキングの方へ行った。
 ……疲れてんのかな?

「響、あなたって時々大物よね」
「なんのこったよ、ていうかアレ大丈夫か? 疲れてるんじゃないだろうな」

 そうじゃねえよど阿呆とでも言いたいのか、盛大に溜息をつかれてしまった、なーぜー。

「鈍いというか……ねえ、響。二年前、何かあったの?」
「それはない、アイツとはなんにもないよ」

 即答して否定する。
 そう風鳴翼とはなんの接点もない、ただライブ行って、戦ってる姿を見ただけだ。
 どっちかって言うと奏さんのほうが接点あるかもしれない。二年前からずっと会ってないから向こうは忘れてるかもしれないけど。

「そう、ねえ響……そろそろ予冷だよ?」
「……デジマ?」

 キーンコーンカーンコーンと鳴り響く音に、手に持った茶碗の重みがずっしりとかかる。
 あ、あの未来さん、その……待ってくれたりは。

「遅刻するの嫌だし、響ならそのくらいすぐだよ」
「待ってぇえええええっ!!」

 スタスタと歩く未来に手を伸ばすが、ベーっと舌を出してその後は振り向かず歩いていってしまう。
 なんとか食い終えた俺はダッシュで教室に向かい……途中、楽器を運ぶ先生の手伝いをして結局遅れたとさちゃんちゃん。



???



『今時、DLでいいじゃない』
「分かってねえなぁ、未来は」

 走りながら未来に言われたことを思い出す。
 こうやって買
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