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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0158話『選択ミスとサラトガ達の頑張り』
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………私は少し失敗したかな?という気分にさせられていた。
最初のサラトガの編成任務で『精強「任務部隊」を編成せよ!』を任務完了したのはいいんだけど。
艦戦のF6F-3と、あるいは艦爆のF4D-1Dのどちらかを選ぶ選択肢で私はF4D-1Dの方を取って、次の艦攻のTBFと、あるいは新型航空兵装資材を選ぶ選択肢で私はTBFを取った。
艦攻に関しては後々の任務で使う事が後で分かるので取ってよかったと思えるのだけど、艦爆に関しては艦戦を取っておいた方がよかったと思うほどには後悔していたりした。
なぜかって……?
次に発生した任務なんだけど『夜戦型艦上戦闘機の開発』というやつで、そこでF6F-3を使う事に気づいて顔を真っ青にしたからな。
一時期、本気で焦ってしまった。
だけど大淀に「落ち着いてください」と言われて気がぶれるのをなんとか回避できた。

「提督の焦りも分かります。ですがこの先の任務でまたF6F-3は手に入る機会はありますからご安心ください」
「そう、なのか……?」
「はい。それに最悪大規模作戦で手に入れたF4F-4を改修するという手もありますから」
「しかし、改修するにはネジが圧倒的に足らないからなぁ……」
「そうなんですよね。今現在改修するのが確定しているのはF6F-3ですから現状ではF4F-4までは手が回らないというのはしょうがないと思います。ですからあくまで最悪の手段としてお考え下さい」
「わかった」

それで私は大淀の言うように最悪の手段として改修もいずれはしていこうかなと考えていた。
まぁ、気を取り直してそれじゃ出撃任務をやっていくとするか。
でもいざ開始するとして私はまた困っていた。
出撃任務はサラトガを旗艦にしてさらに軽巡一隻と駆逐二隻を入れた編成で挑むのだけど場所が場所だった。
MS諸島沖(6−2)はまぁ大丈夫なんだけど、問題はサーモン海域北方に行く方なんだよな。
駆逐二隻も連れてサーモン海域北方に行くのはさすがに難しいかもしれない。
それで大淀に聞いてみる事にした。

「なぁ大淀。駆逐艦二隻を随伴艦としてサーモン海域北方に行くというのは現実的だろうか……?」
「仕方ありませんよ。それでも任務なのですから」

オオヨドは相変わらずドライだね。
まぁ仕方がない。
編成するとしようか。

「榛名も一緒に編成を考えてもらってもいいか?」
《わかりました。お任せください》

それで大淀と榛名の三人で編成を考える事にした。
そしてしばらく経って一応は仮組みだけど攻略編成はできたのでメンバーを呼ぶ事にした。
執務室に入ってきたのはサラトガは当たり前として随伴艦にアイオワ、由良、秋月、照月、北上の六名だ。

「サラトガ、まいりました。私の編成任務、頑張らせていただき
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