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レーヴァティン
第十九話 紹介その十
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「それならね」 
 彼等にしてみればというのだ。
「それでね」
「待つ間は」
「楽しく飲んでいようよ、それで帰ってきたら」
 その久志がだ。
「その時はね」
「ああ、遂にな」
「次の冒険に行こう、家はこのままにしておくから」 
 今三人がいる源三の家はというのだ。
「アシスタントの子に任せてね」
「一緒に住んでるあの子か」
「そう、彼に任せるから」
 だからだというのだ。
「僕達は出てもいいんだ」
「じゃあここにまた帰るんだな」
「そうするよ、機会があればね」
 これから冒険に行くがというのだ。
「またここに戻って錬金術の研究とかもするよ」
「それで家は置いておくんだな」
「そうだよ、じゃあ今は飲もうね」
 明るく笑ってだ、そのうえでだった。
 三人で飲みはじめた、そうして久志を待つのだった。


第十九話   完


               2017・5・26
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