第六章 Perfect Breaker
深まる謎
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ろ?」
「それ、だまし絵とかそう言う次元じゃね?「俺もうこの絵、あれそれににしか見えねーよ」ってやつ」
「だけど似てんだろ?」
「まあそりゃそうだけど」
そう、そのマークは「EARTH」のマークに似ていた。
とはいっても、蒔風の言うとおり程度のモノであり「「EARTH」のマークにも見える」と言うのが正しい。
肝心の壁画自体は、当時の生活風景を物凄く簡単な人型で表したものだった。
見るからに原始時代の生活を表したものだ。
だがそちらは古い方であり、翼刀の言っていた「新しい二個目の壁画」は、まったく逆方向の絵だった。
その絵は、一人の横たわった人間の胸から、もう一人が何かを引き抜いている図だった。
明らかに殺しているような図だ。
しかも、引き抜いた側はその引き抜いたものを強調するかのように掲げていた。
「・・・・・で?」
「いや、面白そうだろ?」
「考古学は確かに面白そうだけど、そこまでの興味は動かないよ」
「あぁ!?てめぇは今、考古学を愛する全ての人間を敵に回したぞ!!」
「そこまで言ってねェだろ!?」
「うん、知ってる」
「殴るぞ」
「NO NO NO NO.私暴力キライヨー」
おどけるショウに、少しイラッときた蒔風。ちなみに、このイラつきには星が付きます。イラッ☆。
「調べるのはいいけど迷惑かけんなよー」
「わかってるっつの。俺を誰だと思っている」
「だから心配なんだよ、世界の破壊者」
「昔の話引っ張んなや!!」
それからして、お決まりのあいさつのように悪態をつきながら部屋から出ていくショウ。
そして、残された写真に少し目を通す蒔風。
だがそれ以上の興味はわかなかったのか、再び最初の書類に顔を戻す。
「アーヴ・セルトマンだろぉ?・・・・で、こっちがこうなって?でもそれはまずないし・・・・だからと言ってこれはおかしいしなぁ」
「EARTH」を襲ってきた男の正体を突き止めようと、蒔風が書類相手に頭を捻る。
しかし、一向に答えなど出てこななかったのであった。
to be continued
小劇場
《お墓》
ヴィヴィオ
「第よんじゅう・・・・はち?代目目覚まし、安らかに〜・・・・ナンマンダブナンマンダブ・・・・」
奏
「宗派とかはいいのかしら?」
音無
「オレらだってクリスマスもするじゃん。そんな感じだろ」
《唯子せんせー》
唯子
「私先生になる!!」
翼刀
「じゃあ教職試験だな。あと教育実習とかも」
蒔風
「うちの学校、やってるぞ」
唯子
「
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