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新訳紅桜篇
7 夢は、嫌なことだらけ
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  はっとして、目が覚めた。


  慌ててあたりを見回す。


  そこはもちろん、鬼兵隊の船の中の、自分の部屋だった。



  _なんだ、夢か。



   それにしても、夢にまで高杉(あいつ)が出るようになるとは…


  

  苦笑いしてしまった。



  _まぁ、いい。ついでだから、このまま起きて、身支度を整えよう。


  そして私は布団から起き上がり、身支度を始めた。

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