暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica3-Dマリアージュ事件〜Pool〜
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笑顔のヴィヴィオと、もじもじと照れているコロナをジッと見た後、「ヴィヴィオとコロナの水着、とっても似合ってて可愛いよ!」って、2人の水着姿を褒めた。

「うん、ありがとう♪ フォルセティも似合ってるよ〜♪」

「あの、ありがとう、フォルセティ君」

仲の良さを見せてくれた子供たちを優しく見守りつつ、目の前に広がるプール各種に「おお!」って私たちは歓声を上げた。プールはいろんな種類があるんだけど、まずは「スライダー!」からとのことで、今のフォルセティ達の年齢・身長でも利用できるスライダーへ。

「ザフィーラ、浮輪を預かっていてくれ」

「ああ」

持ち込みの出来ない浮輪を預けて、私たち5人でスライダーの列に並ぶ。順番はすぐに回って来て、「5名様ですね。ではどうぞ浮輪に!」と係員がとても大きな浮輪に入って座るように私たちを促した。浮輪の中心に向かって座り込んで、浮輪のふくらみの方にある取っ手を掴み、流水に乗ってチューブ状のトンネルへ進みだす。

「「ひゃああああ♪」」

トンネルを抜ると幅の広いコースを右に左にと揺られながら進んで、ジャンプ台のようなところでさらに大きく左右に揺られて、最後はすり鉢状のステージをグルグル回りながら中心点に流される。

「3人とも! 気持ち悪くない? 気分が優れなかったら、終わった後でちゃんと言ってね?」

「大丈夫です〜♪」

「私もなんとか・・・」

「僕も平気〜♪」

そうして最後のチューブを通ってゴール。コロナちゃんがちょこっとフラついたけど、「楽しかったです♪」って楽しんでくれたようで何よりだわ。だけど一応、大事を取って「次は流れるプール!」になった。レンタルした浮輪の上に座ったフォルセティ達と一緒に、私たちも流れるプールに入る。

「ヴィヴィオ、コロナ。次はどこに行こうか〜?」

「アスレチックプールとかは?」

「噴水広場でゆったり?」

「どっちも面白そうだね〜」

残り半日で回るにはあまりにも大きな施設だから、やっぱり迷っちゃうわよね。それから3分くらい流れるプールでお話しして、次の噴水広場へ一休みしに行く。直径60mほどの円形の舞台があって、その中心に大きな傘状の噴水。傘に沿って水が滝のように流れてる。さらに傘のてっぺんからも放射状にシャワーのような放水が行われてる。

「わぁ♪ 気持ちいい〜♪」

「つめた〜い♪」

頭上から降り注ぐ水にヴィヴィオとコロナちゃんが歓声を上げる。フォルセティも「わわっ? 下からも噴水が・・・!」って足元から放射されるシャワーに驚いては笑い声を上げた。

「シャマル、シャマル、こっちへ」

「アインス・・・?」

アインスに手招きされて、噴水広場内にあるジャングルジムのような大きな舞台の
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