暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica3-Dマリアージュ事件〜Pool〜
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、窓から外の景色を眺めながら満足そうに笑った。私も隣に座るフォルセティに「楽しかったわね♪」と微笑みかける。
「うんっ!」
「あ! ねえねえ、フォルセティ君! アインスさんが手を振ってくれてるよ!」
「え、どこどこ!?」
「こっちだよ、フォルセティ!」
ゴンドラが揺れないように注意しながらフォルセティは席を立ち、ヴィヴィオとコロナちゃんの間に座って、アインスとザフィーラの乗った遅れて来るゴンドラに向かって「おーい!」って3人で手を振った。そしてゴンドラは頂上にまで到達。
「「「わあ♪」」」
窓から見える景色に3人が歓声を上げた。私もその綺麗な景色を見て、「これは残しておかないと」って端末をショルダーバックから取り出して、笑顔で景色を眺める3人をパシャっと写真に収める。そうしてゴンドラは地上へと戻って、遅れて「待たせた」アインスとザフィーラと合流。
「よし。ではもう乗り残しは無いな?」
「うんっ」「「はいっ」」
アインスの確認に3人はビシッと挙手して答えた。これで遊園地を離れるから、その前に噴水広場で、「あの、写真をお願い出来ますか?」と付近に居たご家族にお願いしてみる。父親らしき男性が「いいですよ」と快諾してくれた。
「ありがとうございます! はーい、みんな並んで〜」
前列に子供たちを、後列に私たちが並び、「はい。ピース!」の掛け声で笑顔をつくる。これでもう思い残すことは無いわね。写真を撮っていただいた男性に「ありがとうございました!」と改めてお礼を述べ、端末を返していただく。
「本日はありがとうございました! またのご来場をお待ちしております!」
入場ゲートの係員さんに手首に巻いたフリーパスを取ってもらって、遊園地を退場した。次は「プールね」ということで、遊園地とは反対側に在るプール施設へ向かう。プールの入場ゲートの立つ係員さんに・・・
「大人3人、子供3人。水着6着と浮輪3つのレンタルをお願いします」
そう伝えて、提示された料金を支払う。そして「ありがとうございます。それでは、ロッカーのカギをお渡ししますね」と、首に掛けられるようにビニール紐の付いた鍵と、水着や浮輪とを交換するチケットを渡してくれた。みんなでお礼を言いながらゲートを潜って、大きな建物へと入る。
「ではザフィーラ。フォルセティの事を頼む」
「ああ。我らは男性用だ、フォルセティ」
横に長い通路の両端に女性用と男性用のドアがある。フォルセティ達と「また後で!」と手を振り合って一旦お別れ。そして女性用のドアを潜ると、これまた広い部屋があって、右手にはレンタル用水着などを貸し出すお店、左側にはロッカーがずらりと並んでいる。
「すみません。水着と浮輪をレンタルしたいのですが」
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