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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica3-Dマリアージュ事件〜Pool〜
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目の当たりにすると、やはり緊張をしてしまいます」
「「あー・・・」」
ティアと2人で納得する。ルシルさんやアイリは、六課時代で同じ時間を過ごしたからそうは思わないけど、シャルさんや騎士トリシュタンさん達には、あたしでも緊張する。ティアもそうみたいで、「まぁ理解できるわ」って苦笑した。
「でも突っ立ってるままじゃ話にならないから。行きましょ」
「はい」
「お茶菓子、お茶菓子は〜っと」
キッチンでのお茶淹れを終えて、「ティア〜。クッキー持ってって〜」と用意したクッキーが盛られたお皿を指差す。ティアは「ん〜」返事をして、お皿を持ってルネッサさんと一緒にリビングに入った。あたしも遅れて入って、ルシルさん達にお茶を出した。
「えっと、では、マリアージュ事件(仮)の捜査会議を行います」
ティアが1人席を立ってそう宣言した。展開したモニターには「これがマリアージュとなります」って、あたし達の敵となるマリアージュが表示された。
「騎士トリシュタンさん達に伺ったところ、マリーアジュは死体を用いられた戦術兵器であること、作成と運用を行うのは古代ベルカの王の1人、冥府の炎王イクスヴェリアであることが判明しました」
プライソンのLASと同じように死体から造られてるマリアージュは、なんと人語を解することが出来るみたい。体を武器に変えたり熱線を発したり、燃焼液に変化して自爆したりと、戦い方はLASにそっくりだけど。別モニターにティアがマリアージュと闘って、そして自爆されたシーンが流れる。
「戦闘力で言えば、今のあたしやスバル、エリオでも十分撃破可能と思われます。ですが・・・」
「教会本部図書館の資料をすぐに漁ってみたところ、マリアージュには先兵や分隊長、軍団長などの役割があり、軍団長の戦闘力はさらに強大との事です」
ティアの視線を受けた騎士アンジェリエさんがそう報告した。冥王イクスヴェリアから軍団長へ、軍団長から先兵へと指令が下りるみたいなんだけど・・・。
「ランスター執務官から伺った話だと、マリアージュはどうやらイクスヴェリアを捜索しているようです。つまり指揮官が軍団長になっているので・・・」
「ソレを撃破すれば本件の被害は新たな軍団長稼働まで猶予を得られます。ですので軍団長との遭遇時は、真っ先に撃破することが優先でしょう」
とのことらしい。マリアージュが何を以って殺人事件を繰り返してるかは未だに判っていないけど、とにかくその軍団長を倒せば、イクスヴェリア保護までの時間稼ぎが出来るみたい。
「それと、マリアージュにはもう1つ捜しているモノがあるらしく、それはトレディアと呼ばれる、人名か地名か、あるいは物名か。それは判らなかったんですが・・・。ルシルさん」
「ああ。トレディアとい
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