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俺のペットはアホガール
その九 「  」
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「そのセリフそっくりそのままお返ししますよ。 (おわり)さん」

バチバチバチ。

漫画だったら視線と視線がぶつかってこんな音でも鳴るのかなぁ? 現実ではそんな音しませんけどねぇ。


俺と終は仲が良くも悪くもない。相手からは嫌われていそうだけど、俺はわりと好き?


だって、使い勝手の良さそうな手駒だからね♪


「俺達は…「ねぇ! メッシー バナナ見なかった?」


「は? バナナ?」


「そうバナナ! チョコバナナ!」


何を言っているのでしょう、この猿は……。


「正確には真っ黒に腐ったバナナだけどな」


「違うよ、あっくん! ジュクジュクに熟したバナナだよ!!」


「どのみち、腐ってますよね〜ソレ」

貴方の頭と同じように。


「それで、そのバナナがどうしたんです〜?」


「うん、バナナがね! 奪われたの! カラスに!」


あっそ。


昼ご飯に屋上でバナナを食べようとしたところをカラスに奪われ、撃退しバナナが校舎裏の方に落ちて行ったから拾いに来た…と。


「アホですね」


「そう…思うよな普通」


「ええ、思いますね。普通」


「ええーー!! なんで!?」


「ちよさんは道に落ちている物でも食べる派?」


「ちょっとメッシー! さすがにワタチでも落ちてる物は食べないって〜〜。

 3秒ルールだよ!」


「結局、食べてるだろ」


「え? そう? えへへへ♪」


アホと会話しているとアホがうつる。さっさとお暇しましょう


「では僕はこれで……「アー大和にアホ子じゃーん!」チッ」


出たなアホ3号。俺の天敵 小野 イラン!


ばい〜ん。


「あの小野さん…僕の頭に胸当たっているのですが……」


「アハッ、ウケルー当ててるんじゃなくて、乗っけてるんだしー」


知ってるよアホ。重いんだよ、アホ。


「大和の頭って胸を置くのにちょうどいい高さなんだしー」


「えーそうなの? じゃあ// ワタチも///」


ぽよん。


重さがさらに増える。 俺はお前らの胸置きじゃない!


「飯野センパイーー!! 知り合いに頼んでなんとか手に入れました、カツカレーパン」


ギロリ



「ひぃっ!! こ、ここに置いときますねーーー」


「なんだあれ…」


「僕の知り合いです。気にしないでください〜」


「ワタチ知ってる! ああゆうのってパシ「良かったら、皆で食べましょうか〜昼食」


「イイし〜楽しそだしー」


「うっほーい♪ バナナみっけたー
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