その九 「 」
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
。
「そのセリフそっくりそのままお返ししますよ。 終さん」
バチバチバチ。
漫画だったら視線と視線がぶつかってこんな音でも鳴るのかなぁ? 現実ではそんな音しませんけどねぇ。
俺と終は仲が良くも悪くもない。相手からは嫌われていそうだけど、俺はわりと好き?
だって、使い勝手の良さそうな手駒だからね♪
「俺達は…「ねぇ! メッシー バナナ見なかった?」
「は? バナナ?」
「そうバナナ! チョコバナナ!」
何を言っているのでしょう、この猿は……。
「正確には真っ黒に腐ったバナナだけどな」
「違うよ、あっくん! ジュクジュクに熟したバナナだよ!!」
「どのみち、腐ってますよね〜ソレ」
貴方の頭と同じように。
「それで、そのバナナがどうしたんです〜?」
「うん、バナナがね! 奪われたの! カラスに!」
あっそ。
昼ご飯に屋上でバナナを食べようとしたところをカラスに奪われ、撃退しバナナが校舎裏の方に落ちて行ったから拾いに来た…と。
「アホですね」
「そう…思うよな普通」
「ええ、思いますね。普通」
「ええーー!! なんで!?」
「ちよさんは道に落ちている物でも食べる派?」
「ちょっとメッシー! さすがにワタチでも落ちてる物は食べないって〜〜。
3秒ルールだよ!」
「結局、食べてるだろ」
「え? そう? えへへへ♪」
アホと会話しているとアホがうつる。さっさとお暇しましょう
「では僕はこれで……「アー大和にアホ子じゃーん!」チッ」
出たなアホ3号。俺の天敵 小野 イラン!
ばい〜ん。
「あの小野さん…僕の頭に胸当たっているのですが……」
「アハッ、ウケルー当ててるんじゃなくて、乗っけてるんだしー」
知ってるよアホ。重いんだよ、アホ。
「大和の頭って胸を置くのにちょうどいい高さなんだしー」
「えーそうなの? じゃあ// ワタチも///」
ぽよん。
重さがさらに増える。 俺はお前らの胸置きじゃない!
「飯野センパイーー!! 知り合いに頼んでなんとか手に入れました、カツカレーパン」
ギロリ
「ひぃっ!! こ、ここに置いときますねーーー」
「なんだあれ…」
「僕の知り合いです。気にしないでください〜」
「ワタチ知ってる! ああゆうのってパシ「良かったら、皆で食べましょうか〜昼食」
「イイし〜楽しそだしー」
「うっほーい♪ バナナみっけたー
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ