742部分:第六十話 楽進、辛い料理を作るのことその二
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何かが違うか」
「うむ、それでだが」
彼等の言葉をよそにだ。さらに話す華陀だった。
「あの書はかなりの力がある」
「それに対抗するにはなのね」
「そうだ。だからこれを持って来た」
華陀は懐から何かを出して来た。それは。
赤と青、それに紫のだ。小さな宝玉だった。それを曹操に差し出すのだった。
「宝貝だ」
「宝貝ね」
「これで三人の歌の力を強めるんだ」
「成程ね。それならね」
「まだ色々と必要だがな」
「ううん、歌は私が作るわ」
曹操は歌の話に入った。
「ちょっと。後は劉備達と話してみるわ」
「ああ、劉備殿か」
「知ってるのね」
「ああ、旅の途中で会った」
ここでその縁を話すのだった。
「いい御仁だな」
「そうね。いい娘達よ」
そんな話をしてだ。華陀は曹操に案内されて劉備達の前に出た。そのうえで天幕の中でだ。彼女達とも話をするのだった。
「あれっ、じゃあ首は大丈夫だったんですか?」
「何とかな」
こう劉備に話す華陀だった。劉備と曹操の主だった臣下達も揃っている。
「いや、あの時は殺されるところだった」
「全く。あの時のことは」
「何故か思い出せないけれど」
曹仁と曹洪が話す。
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