期を逸したお蔵入り短編
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今更ながら女神アルルを出しておいて実は原作に異端児のアルルというキャラがいるのを見落としていた作者です。……いや、これは原作者が女神アルルの存在を知らなかったことが悪いのであって俺は悪くねぇ!(親善大使並みの言い訳)
女神アルル……
(前にも説明した気がするが)ギルガメシュ叙事詩にてギルガメシュの親友となった野人「エルキドゥ」を作った創造神。(ちなみに野人としての力を与えたのは軍神ニヌルタ)
本作では創造神故に神によって創造された天界に価値を見いだせず完全に嫌気が差し、地上で人間に物作りを教えている。完成品を嫌い、伸びしろを残す未完成を尊び、完成した職人や創造に興味のない人間には見向きもしないという割と極端で気難しい性格。経営の能力は高いが経営や儲けに興味が薄いのでファミリアの規模は生産系中規模程度。
赤銅色の髪に褐色の肌、抜群のスタイルをしているが、いつも色褪せた分厚いローブに身を包み、着飾るということをしない。これは美しさに頓着がないのではなく、ローブを脱いだ裸の自分の体が世界で最も完成された女体であるという自負があるから。つまりフレイヤとは別方面で美の思想が突き抜けている。
ヴェルトールについては、若くして創造の「答え」に辿り着いたためにお気に入りからは外れているが、人の身でその領域に至ってしまったことで世界の色が褪せたことを憐れんでか副団長の座を用意するなど一定の気遣いを見せている。そう、アルルにとってヴェルトールは最も自分に似てしまったファミリアなのだ。
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