プロローグ
[1]後書き [2]次話
あの日黒木英二は一人の巨人と出会った。
その巨人と話をしていた英二は巨人の事を尊敬していた。
だが英二は笑顔で黒い巨人に手を振って家に帰宅しようとした。
しかし英二はダンプカーに跳ねられた。
薄れ行く意識の中英二は巨人の事を思い出していた。
自分が消えてあの巨人は寂しくならないかと。
そう考えながら英二は死ぬはずだった。
そして目を覚ました英二は白い部屋に白いシーツが敷かれたベッドの上で眠っていた。
「どこ?ここ?」
英二はそう辺りを見ながら言った。
「英二?」
ベッドの横を見ると母親と父親が涙を流しながら英二をじっと見た。
英二は辺りを見て何が起きたのかわからないでいた。
そしてそれから12年後。
高校2年生になった英二はあの巨人の事を思い出しながら学校生活を過ごしていた。
そして巨人がくれた片身の黒いカプセルを持って平和な日々を過ごしていた。
あの出来事が起きるまでは。
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