―正義の味方―
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の《青眼の白龍》に対してはまるで無意味な有利。
「私は伏せていた《リビングデッドの呼び声》を発動。墓地の《人造人間 サイコ・ジャッカー》を特殊召喚し、その効果を発動する!」
「ええい……チェーンして罠カード《融合準備》を発動! デッキから融合素材を、墓地から《融合》カードを手札に加える!」
《人造人間 サイコ・ショッカー》がフィールドにいない今、罠カードに発動の制限はない。伏せていた《リビングデッドの呼び声》により、先のターンと同様に《人造人間 サイコ・ジャッカー》の効果を発動するが、カイバーマンにも同じく《融合準備》が発動される。ただし人造人間をデッキからサーチしながらも、相手のリバースカードを確認するとともに、罠カードがあれば人造人間モンスターを特殊召喚するサイコ・ジャッカーの効果を止めるものではなく、お互いに効果を発動する。
「手札から《人造人間 サイコ・リターナー》を特殊召喚し、速攻魔法《地獄の暴走召喚》を発動!」
《融合準備》は発動されてしまったものの、残る二枚のうち一枚には確認するまでもなく、伏せられたまま発動できていない罠カード、《ヒーロー・シグナル》がある。サイコ・ジャッカーの効果でサーチした《人造人間 サイコ・リターナー》をそのまま特殊召喚し、サイコ・ジャッカーに並ぶキーカードである《地獄の暴走召喚》によって、デッキからさらに二体のサイコ・リターナーを特殊召喚する。もちろんカイバーマンのフィールドの《青眼の双爆裂龍》は融合モンスターのため、《地獄の暴走召喚》の恩恵に預かることは出来ない。
「それでどうする? 攻撃してくるか?」
「……伏せられた《ハイレート・ドロー》を発動! 自分フィールドのモンスターを全て破壊し、その数だけドローする!」
カイバーマンの挑発通りに今しがた特殊召喚した、サイコ・リターナーには相手に直接攻撃出来る効果がある。ただし問題はカイバーマンのフィールドに伏せられた《ヒーロー・シグナル》ではない、もう一枚のリバースカードだった速攻魔法《コマンド・サイレンサー》の存在だ。その効果はバトルフェイズを終了するとともに、カードを一枚ドローするというものであり、このターンの攻撃はもはや防がれたも同然だ。
「だがサイコ・リターナーは墓地に送られた時、墓地からサイコ・ショッカーを蘇生する効果を持つ! 再び立ち上がれ、我が分身!」
「ほう……」
「カイバーマン。貴公を倒すため、私は新たな力を手に入れた! 二体のサイコ・ショッカーでオーバーレイ・ネットワークを構築!」
ならば戦闘は出来ずとも、せめて《青眼の双爆裂龍》だけでも破壊すると、《ハイレート・ドロー》と《サイコ・リターナー》のコンボを発動する。三枚のカードをドローしながらも、再びフィールドに《人造人間
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