暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX−音速の機械戦士−
―正義の味方―
[7/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
の《青眼の白龍》に対してはまるで無意味な有利。

「私は伏せていた《リビングデッドの呼び声》を発動。墓地の《人造人間 サイコ・ジャッカー》を特殊召喚し、その効果を発動する!」

「ええい……チェーンして罠カード《融合準備》を発動! デッキから融合素材を、墓地から《融合》カードを手札に加える!」

 《人造人間 サイコ・ショッカー》がフィールドにいない今、罠カードに発動の制限はない。伏せていた《リビングデッドの呼び声》により、先のターンと同様に《人造人間 サイコ・ジャッカー》の効果を発動するが、カイバーマンにも同じく《融合準備》が発動される。ただし人造人間をデッキからサーチしながらも、相手のリバースカードを確認するとともに、罠カードがあれば人造人間モンスターを特殊召喚するサイコ・ジャッカーの効果を止めるものではなく、お互いに効果を発動する。

「手札から《人造人間 サイコ・リターナー》を特殊召喚し、速攻魔法《地獄の暴走召喚》を発動!」

 《融合準備》は発動されてしまったものの、残る二枚のうち一枚には確認するまでもなく、伏せられたまま発動できていない罠カード、《ヒーロー・シグナル》がある。サイコ・ジャッカーの効果でサーチした《人造人間 サイコ・リターナー》をそのまま特殊召喚し、サイコ・ジャッカーに並ぶキーカードである《地獄の暴走召喚》によって、デッキからさらに二体のサイコ・リターナーを特殊召喚する。もちろんカイバーマンのフィールドの《青眼の双爆裂龍》は融合モンスターのため、《地獄の暴走召喚》の恩恵に預かることは出来ない。

「それでどうする? 攻撃してくるか?」

「……伏せられた《ハイレート・ドロー》を発動! 自分フィールドのモンスターを全て破壊し、その数だけドローする!」

 カイバーマンの挑発通りに今しがた特殊召喚した、サイコ・リターナーには相手に直接攻撃出来る効果がある。ただし問題はカイバーマンのフィールドに伏せられた《ヒーロー・シグナル》ではない、もう一枚のリバースカードだった速攻魔法《コマンド・サイレンサー》の存在だ。その効果はバトルフェイズを終了するとともに、カードを一枚ドローするというものであり、このターンの攻撃はもはや防がれたも同然だ。

「だがサイコ・リターナーは墓地に送られた時、墓地からサイコ・ショッカーを蘇生する効果を持つ! 再び立ち上がれ、我が分身!」

「ほう……」

「カイバーマン。貴公を倒すため、私は新たな力を手に入れた! 二体のサイコ・ショッカーでオーバーレイ・ネットワークを構築!」

 ならば戦闘は出来ずとも、せめて《青眼の双爆裂龍》だけでも破壊すると、《ハイレート・ドロー》と《サイコ・リターナー》のコンボを発動する。三枚のカードをドローしながらも、再びフィールドに《人造人間
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ