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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
美味いモノには毒がある!?深海の珍味フグ鯨編
第15話 先輩と同居ですか!?お引っ越しと狙えフグ鯨!?
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「こんばんは、イッセー」
「あれ?小猫ちゃんとリアスさん?」


 俺の家の前に小猫ちゃんとリアスさんが立っていた。もしかして俺たちを待っていたのか?


「二人ともどうしたんですか?俺を待っていたみたいですが……」
「ええ、夕暮れ時にごめんなさい。貴方に頼みたいことがあって……」
「頼みたいこと?まあ立ち話も何ですし家に上がってから話しましょう」


 俺は二人を家に入れてアーシアにお茶を用意してもらう。


「はい、どうぞ」
「ありがとう、アーシア」
「すみません、アーシアさん」


 アーシアが二人にお茶を渡して俺は本題に入った。


「それで俺に頼みたいっていうのは何ですか?」
「ええ、実は小猫が使っているアパートが老朽化が酷くて壊すことになったの」
「ええ、そうなんですか?というか小猫ちゃんアパートに住んでいたんですね。もっと高級マンションみたいな所に住んでるのかと思ってました」
「あまり高級そうな所は好きじゃなくて……」
「話を戻すわね。その関係で小猫が住む場所がなくなってしまうの、それでもしイッセーが良ければこの子を預かってほしいの」
「俺は構いませんがそんなことしなくてもリアスさんなら住む場所くらい直に用意できると思いますが……」
「えーと、それは……そう!この子人見知りだから前住んでたアパートもこの子以外住んでなかったのよ!だから小猫が懐いてる貴方なら安心して任せられると思うの!お願い、生活費はちゃんと入れるから考えてくれないかしら?」


 リアスさんは何やら焦ったような口調で話す。まあ困ってるなら力になるつもりだし別にいいんだけどな。


「俺はかまいませんよ。どうせ見栄で大きい家を持ってますし部屋も余ってますから。アーシアもいいか?」
「はい、小猫ちゃんが来てくれるならもっと楽しくなりますね」
「ありがとう、イッセー。良かったわね、小猫。これでアーシアに追いつけるわよ」
「そ、それは言わないでください!」


 その後はリアスさんが祐斗と朱乃さんを小猫ちゃんの荷物ごと魔方陣で呼び出して一時間ぐらいで引っ越しは終わった。悪魔の技術ってやっぱ凄いな。その後は皆で引っ越しそばを食べている。コロッケを作る予定だったがまあ今度にしておこう。


「おそば美味しいです〜」
「イッセーって蕎麦も打てるのね。食べる事に関しては何でもできちゃうのかしら?」
「流石にその道でやってるプロには勝てませんよ」


 よしよし、俺の作った蕎麦は好評らしい、良かった良かった。


「所でイッセー、一つ質問をしてもいいかしら?」
「はい、何ですか?」
「前に貴方たちの料理研究部の様子を見に行ったんだけどだれもいなかったの。でも小猫は貴方の元に行ってたし一
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