最終章:夢を追い続けて
第57話「終わる学園」
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攻撃をするという、一際目立つ活躍をしていた。その事もあって、色々集まられるようだ。
...中には、難癖付ける奴もいるようだが。怪我したから不満があるのは仕方ないが、あれがあの場での最善だと思うしかない。
「そ、揃いも揃って我らを弄びおって...。」
「一応ボクらってマスコット的な存在としてボディが作られたんだよね?なのにこの仕打ちはおかしいよー。」
「.......。」
近くの空いているテーブルに降ろされたチヴィット達は各々ぐったりとしていた。
ユーリのめ〜ちゅの時もこんな感じだったな...。
「...ふと思ったのだけど、チヴィット...シュテル達はユーリのエグザミアについてたAIで、自立型の...言うなればブルーティアーズに似た部類の武装扱いなのよね?」
「まぁ、便宜上はな。」
「.....ISに通じ得る存在として、狙われないかしら?」
「........。」
正直に言えば、失念していた。
桜さん達なら予想して対策を既に立ててあるだろうけど...俺達でも対策を立てておかないとな...。シュテル達に何かあればユーリに申し訳ない。
「白、そこの所、どうなんだ?桜さん達が対策を立てていたりは...。」
【いざという時は、シュテル達を介してお父さん達が会話できるようになってるよ。もちろん、GPSみたいに座標も分かってる。...手を出した途端粛清されるね。】
「...言い換えれば、チヴィットと一緒にいる限り俺達の場所もバレバレなのか。ぶっちゃけ、ばれてなくてもあまり関係ない気がするけど。」
...と、思考がずれて行ってた。
せっかく最後のパーティーなんだから少しでも楽しまないと。
「色々考えるのは後でもいいだろう。今はパーティーを楽しもう。」
「そうね。...あ、それと、あたしも一度中国に戻るけど、すぐにこっちに戻ってくるつもりよ。大人しく帰れだなんて、あたしの性に合わないわ。」
「ははは、鈴らしい。」
そういって、俺達はパーティーを楽しむ事にした。
他の生徒も、それぞれ友人と写真を撮ったり色々しているようだ。
「...ところで、チヴィットの皆は食事できるのか?」
「.....見てるだけって辛いよねー...。」
「できないのか...。いや、仕方ないと言えば仕方ないんだが...。」
なんというか、三大欲求の一つを満たせないのは不便だな...。
=out side=
「........。」
食堂の隅の方。誰も寄り付かないような位置に、ただ一人そこにいた。
「....混ざらないんだな。」
「...まぁ、な。」
そこに、秋十がや
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